ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』公開中!ウクライナの新星、マリアンナ・ツェンベンホイ
冬の風物詩として知られるピーター・ライト版の『くるみ割り人形』が、映画館で公開されています。この作品は世界中で皆に愛されており、その魅力の源はE.T.A.ホフマンの物語に基づいていることと、チャイコフスキーの美しい音楽にあります。バレエの中に描かれる幻想的な雪の場面や、成長物語は大人も子どもも楽しむことができます。
この『くるみ割り人形』でクララ役を演じているのは、ウクライナ出身のマリアンナ・ツェンベンホイ。彼女はちょうど25歳になったばかりで、ダンス界でも期待の若手として注目されています。今月末には『ジゼル』での主演デビューも控えているという彼女に、作品の魅力やクララ役にかける思いを語っていただきました。
クララ役の心情
マリアンナはクララを「子供と大人の境界にいる少女」と表現します。彼女はこの角色を通じて成長を体験する少女の気持ちを描き出そうとしています。「クララは新しい感情に出会い、恋に落ちることで自分自身を発見していく過程が素晴らしいです」と彼女は言います。舞台上での美しい瞬間を意識し、物語の中で成長していくことをしっかりと展開できるよう、振付や音楽との調和を大切にしているそうです。
バレエと自己表現
クララ役を演じるにあたって、マリアンナは自身の経験を生かしながら解釈を深めていることが伝わってきます。「役に親しんできたから、ペース配分も理解できます。感情や動きに変化をもたらしたい」と語る彼女。
クララ役を今回で二度目ということもあり、彼女は自分の体の動きやバランスをより意識し、更により良い表現を追求している良い例です。
影響を受けた人たちとの関わり
特に印象に残っているのはハンス・ピーター役を演じる中尾太亮さんとの共同作業です。「彼は素晴らしいパートナーで、舞台での感情やお互いのコミュニケーションをとても大切にしています。彼とのリハーサルの中で、素敵な経験をしている」と語るマリアンナ。
バレエの裏側とプライベート
日常生活においても、マリアンナはバレエだけでなく、読書や美術館訪問などでリフレッシュを心掛けています。「できる限り仕事をすることから気持ちを切り替えて、リラックスできる時間を大切にしています」と彼女は教えてくれました。
日本の観客へのメッセージ
マリアンナは初めて日本に来た時の感動を振り返りつつ、「日本のお客様の温かい応援がとても嬉しく、また舞台に立ちたい気持ちでいっぱいです」と語りました。『くるみ割り人形』では、観客に感動を与える美しい瞬間をたくさん用意しているとのこと。
作品情報
このロイヤル・バレエの『くるみ割り人形』は、多くの人にとって忘れられない冬のストーリーです。ぜひ映画館で観ることをお勧めします。ユニークな振り付けや美しい音楽がアートとして融合し、心を打つ素晴らしい体験を届けてくれます。マリアンナの特別なクララ役、そして彼女自身の成長と挑戦を、ぜひご覧ください。
公開情報:
『くるみ割り人形』は2月20日から26日まで、TOHOシネマズ日本橋他で限定公開中です。公式サイトでの情報もチェックしてみてください。