JLLが「the b」の売却活動を支援
不動産業界でその名を知られるJLLが、大阪でのホテル売却に関わったことが注目を集めています。具体的には、「the b なんば黒門」と「the b 大阪新世界」の二つのホテルの売却をいちご地所株式会社に対してサポートしました。これらのホテルはそれぞれ、観光客で賑わう大阪のミナミエリアに位置し、ビジネスや観光の拠点として高い利便性を誇っています。
「the b なんば黒門」は、2018年に竣工した173室の宿泊施設で、客室はシンプルでありながら、快適さと利便性を兼ね備えています。一方、2021年にオープンした「the b 大阪新世界」は、222室を有し、さらに多くの旅行者に向けたサービスを提供しています。両ホテルは、国内外からの訪問者を迎えるための絶好のロケーションを持ち、多くの観光スポットやビジネスエリアへのアクセスも容易です。
大阪エリアでの活発な投資
JLLのホテルズ&ホスピタリティグループによると、2024年の日本におけるホテル売買の実績は1兆円を超える見込みであり、大阪エリアではその投資活動が引き続き活発に進んでいます。特に大阪は、観光名所やビジネス施設が集中しているため、多くの投資家から注目を集めているようです。
上西久夫氏は、「今回の売却活動では期待以上の応札が寄せられ、高い関心と投資意欲が示されました。このような取引に関わることで、いちご地所様のホテル事業の成長をサポートできることを嬉しく思っています」とコメントしています。大阪のホテル業界への期待が大きく、高まっています。
JLLとは
JLL(ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッド)は、グローバルに不動産サービスを提供する大手企業です。オフィスやリテール、インダストリアル、ホテル、住宅など多岐にわたる不動産を取り扱い、賃貸、売買、投資、建設管理など様々なサービスを展開しています。さらに、世界80ヵ国で事業を展開し、約113,000人の従業員を抱えており、2024年の売上は234億米ドルを見込んでいます。
企業の目的として、「Shape the future of real estate for a better world(不動産の未来を拓き、より良い世界へ)」を掲げており、地域社会やお客様、従業員に対し、より良い未来へ導くことに力を注いでいます。JLLの知見と専門性が、大阪のホテル市場の発展に一役買っていることは間違いありません。この売却支援が、今後のさらなる成長へとつながることを期待しています。