鎌倉 知られざる名店
2025-12-19 17:47:12

鎌倉の隠れた焼き鳥名店「山や」で味わう至福のひと時

鎌倉の隠れた焼き鳥名店「山や」で味わう至福のひと時



東京から少し足を伸ばして、独特な雰囲気を醸し出す北鎌倉の街へ。JR横須賀線の北鎌倉駅から、約27分の道のりを通り過ぎると、静かな住宅街にひっそりと佇む焼き鳥店「山や」が現れます。この店は、単なる飲食店ではなく、文化や人々のつながりが感じられる、特別な場所なのです。

不思議な立地に根付くロビンソン酒場



この店の特徴的なのは、その立地。「なぜこんな場所に?」と思うようなところにありますが、逆にこの場所だからこそ愛され続けているのです。街を散策しながら、少し迷って辿り着く先に待っているのは、魅力的な酒場の数々。これはまさに『ロビンソン酒場漂流記の冒険』と言えるでしょう。

マキタスポーツがこの「山や」を訪れたのは、BS日テレの人気番組『ロビンソン酒場漂流記』の撮影です。この番組では、駅から離れた場所に存在する、愛され続ける酒場を探索し、その魅力に迫ります。彼が足を運んだその日、どんな美味しい料理と人々の物語が待っているのか、非常に楽しみでした。

店のこだわりとメニュー



店内に入ると、まず目に入るのが「5丁目の矢野くんがつくったクラフトビール」のポスターです。これは地元の醸造家が手掛けたもので、すっきりとした喉越しと心地良いフルーティな香りが特徴です。マキタはこれを注文し、一口飲んでその味わいに円やかな笑顔を浮かべていました。

次に彼が選んだのは、みそピーマン。特製の味噌にディップして楽しむこの一品は、以前この店が期間限定でラーメン屋を営んでいた際の名物メニューの一つで、今日もその味わいを楽しむことができます。新しいスタイルの食文化が見えると同時に、過去の秘訣を感じさせる一品です。

更に進むと、次に登場したのが焼き鳥の人気5種盛り合わせ。つくね、レバー、すなぎも、せせり、そしてねぎまが盛り付けられています。特にレバーは店長自慢の自家製で、2年間の修行の成果を感じる逸品です。じっくりと焼き上げられ、外はカリッと中は肉汁がじわりと出てきて、マキタもその味に絶句です。

さて、シメにはまかないチャーハンを注文。具材は毎日変わるのだそうで、その日の味を楽しめるのも魅力の一つ。絶妙な甘さと塩加減のバランスが良く、昼食にも良さそうですが、マキタは「ツマミにもシメにも合う」と満面の笑みでおかわりしていました。

縁起の良い酒場の物語



実はこの「山や」には興味深いエピソードがあります。店長は元々このお店の常連客で、奥様と出会った場所でもあります。また、店での出会いから結婚したカップルも多く、なんと6組いるとか…。それも「山や婚」と言われ、地元に愛される酒場ならではの縁起の良さです。

冒険を終えたマキタが笑顔で帰る姿が印象的でした。「山や」はただの酒場ではなく、食を通じて人のつながりを育む場であることを改めて感じさせてくれます。今後も新たな常連たちがこの場所で素敵な出会いを果たすことを願っています。また訪れるその日を心待ちにしつつ、北鎌倉の大自然と心温まる飲食文化に浸る旅を続けましょう。


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