フレートマンロジックスと関通が手を組む!国際物流の新時代へ
フレートマンロジックス株式会社と株式会社関通は、物流の未来を切り開くための戦略的業務提携を行いました。この提携は、特に中小企業や中堅企業をターゲットとしており、国際調達や物流の悩みを抱える法人顧客に向けて、包括的なサービスを提供しています。
背景: 世界の物流環境の変化
国際物流は、近年急速な変革期を迎えています。コロナ禍の影響で国際輸送コストは大幅に上昇し、また、地政学リスクによる輸送経路の不安定化が進行しています。本来、リソースが限られている中小企業にとって、物流の最適化やデジタルトランスフォーメーション(DX)は喫緊の課題です。こうした社会的な要請に応えるべく、フレートマンロジックスと関通は協力し、企業が安心して国際取引を推進できる体制を整えることとなりました。
提携のポイント: 事業の融合
提携の核となるのは、「W倉庫 × W専門性」の概念です。これにより、両社は以下のような具体的な強みを生かし、統合的なサービスを提供します。
1.
倉庫連携による一貫輸送
日本国内における関通の倉庫と、中国国内の保税区を含む倉庫を接続し、在庫保管から通関、配送まで一貫したサービスを展開します。
2.
輸送機能の拡充
海上輸送や航空輸送に対応し、FCL(コンテナ単位)やLCL(混載便)、さらに国内配送まで柔軟に行います。
3.
通関と貿易支援
輸出入時の通関手続きを簡素化し、中小企業が直面する人材の確保やリードタイムの短縮を図ります。
4.
DX推進
オーダー管理システムや電子書類、在庫のトレーサビリティを提供。業務の「見える化」を実現し、属人化を排除します。
主な対象顧客
このサービスは、小規模事業者や中堅企業を主な対象としており、製造業、卸売業、小売業など、幅広い業種の国際調達を支援します。鄭重に設けられた物流部門を持たなくても、専門的な国際物流サービスが利用できる利点があります。
中期目標と展望
フレートマンロジックスと関通は、次の5年間で年間10万件の輸入貨物の取り扱いを目指しています。単にコストを削減するだけでなく、象徴的に中小企業にとって使いやすく、透明性のある物流サービスを確立し、長期的なパートナーシップを築いていく意向です。
さらに、両社は中国全土や東南アジアへの倉庫ネットワークの拡大を計画しており、在庫の可視化や自動化を推進する次世代の物流管理システムの共同開発も進めています。
この新たな提携によって、物流を単なるコストではなく、企業成長の推進力へと変革することを目指しています。
会社概要
株式会社関通
- - 代表者:達城久裕
- - 所在地:兵庫県尼崎市西向島町111-4
- - 事業内容:配送センター代行業務を中心にした物流サービス
- - URL:関通
フレートマンロジックス株式会社
- - 代表者:辻󠄀本耕祐
- - 所在地:大阪府大阪市中央区瓦町3丁目4-7 KCビル6F
- - 事業内容:東アジア・ASEANの国際物流を一元的に管理するフォワーディングサービス
- - URL:フレートマンロジックス
本件に関するお問い合わせは、フレートマンロジックスの広報担当までお気軽にどうぞ。