西京銀行、nCinoプラットフォームを導入
西京銀行が、nCinoのクラウド型統合銀行業務プラットフォームを導入し、本格稼働を開始しました。この取り組みは、地域密着型の金融機関としての西京銀行のサービス向上を目指したものであり、特に住宅ローン分野で顧客への利便性を大いに向上させています。
オンライン手続きの利便性向上
今後、西京銀行のお客様は住宅ローンの申し込みから契約、実行までのすべての手続きをオンライン上で行うことができるようになります。これにより、店舗での面談や書類提出にかかる時間や手間を大幅に削減し、よりスムーズなサービス提供が可能になります。
業務効率化の実現
nCinoのプラットフォーム導入によって、行員は各種手続きを一貫して管理できるため、受付から審査、案件管理、電子契約、実行までの業務全般を効率的に進められます。このシステムにより、紙の処理や二重入力が不要になり、業務の生産性が飛躍的に向上することが期待されています。
地域経済への貢献
西京銀行は、「地域に根差した中小企業や個人のお客様に寄り添う銀行」を目指しており、このプラットフォームの導入はそのビジョンの実現に向けた一歩となります。人口減少や高齢化が進行する中、地域のニーズに応えるためのサービス構築が急務とされています。
特徴的な連携機能
さらに、nCinoプラットフォームは株式会社ポラリファイの本人確認サービス(eKYC)やドキュサイン・ジャパン株式会社の電子署名ソリューションと連携し、完全非対面での手続きを可能にしました。これにより、より便利で迅速なサービスを提供できる基盤が整いました。
短期導入プロジェクトの成功
西京銀行は、6ヶ月という短期間での導入を実現しました。この成功は、プラットフォームの標準仕様に沿って業務を見直すことで、カスタマイズを極力排除したことが大きな要因です。これにより、nCinoの提供する新しい機能改善を継続的に取り入れ、システムの進化が可能になります。
柔軟性のある運用体制
また、行内には内製化チームが組成され、システム変更の頻発が実現されました。これにより、ユーザーからのフィードバックやビジネスニーズの変化を迅速に反映させることができ、時代のニーズに即したサービスが提供され続けます。
まとめ
西京銀行は、この新しいプラットフォームの導入により、地域経済の活性化を図りながらお客様との信頼関係をより深めていくことを目指しています。今後のサービス展開から目が離せません。詳細は、西京銀行の公式ウェブサイト(
https://www.saikyobank.co.jp)やnCinoの公式ウェブサイト(
https://ncino.co.jp)で確認できます。