オンラインでも心を通わせる絵文字の力
コミュニケーションのスタイルが大きく変わった今、オンラインでのやり取りは日常の一部となっています。特に、リモートワークやSNSが普及する中で、感情をテキストだけで正確に伝えることは難しくなってきました。そうした中で、オシロ株式会社が開発したコミュニティ専用プラットフォーム「OSIRO」では、絵文字が重要な役割を果たしていることが分かりました。
世界絵文字デーにまつわる調査
7月17日の世界絵文字デーを記念して、OSIROではユーザーの絵文字利用状況を調査しました。この調査では、オンライン上でコミュニケーションをとっている方々がどのように絵文字を活用しているのかを明らかにしました。結果、感謝や称賛、共感などのポジティブな感情を表現することが、人間関係を円滑にする鍵であることが分かりました。
絵文字が織りなすコミュニケーションの新スタイル
テキストコミュニケーションにおいて、絵文字は表情やトーンの不足を補う手段として機能します。「了解しました」や「なるほど」といった一言が冷たく受け取られるリスクを回避するために、絵文字による表現が必要です。また、コミュニティ内での日常的なやり取りにおいても、絵文字を使うことで互いの距離感を縮め、親近感を高める効果があります。
調査の結果によると、 20代以上の男女別に最も多く使用されている絵文字が異なります。女性ユーザーに一番人気なのは「💖(キラキラハート)」で、男性ユーザーは「👍(いいね)」を好んで使用していることが確認されました。また、ポジティブな印象を与える絵文字が多く使用されていることから、送信者と受信者の双方に明るい気持ちをもたらすと考えられます。
絵文字利用のトレンド
さらに、Unicode Consortiumが発表した2021年に最も使用された絵文字の上位リストと比較してみると、OSIROのユーザーには特有の傾向が見て取れます。一般的には赤いハートが多く利用されていますが、OSIROユーザーにとってはキラキラしたハートが感情をより強く表現できることが評価されているようです。また、拍手やキラキラなど、一般的なランキングでは目立たない絵文字も多く使われており、コミュニティ内での共感や称賛を表す役割を果たしているのが特徴です。
今後の展望
OSIROでは、ユーザーのオンラインコミュニケーションをさらに楽しめるよう、絵文字を使った新機能の開発を進めています。リアクションアートやもじ絵など、文字だけでは伝わらない感情を表現できる機能を追加することで、ユーザー同士のつながりを深めていく方針です。また、使いやすさやセキュリティ向上にも努め、信頼できるプロダクトづくりに邁進していきます。
この調査結果は、オンラインコミュニケーションにおける絵文字の利用状況を把握するための貴重な情報となり、今後のOSIROの機能開発やユーザーエンゲージメントに活かされることでしょう。コミュニティの活性化を目指し、さらなる進化に期待が高まっているところです。
オシロ株式会社について
オシロ株式会社は「日本を芸術文化大国にする」というミッションのもと、OSIROを開発・提供しています。コミュニティの活性化を自動化するAI機能を備え、現在ではクリエイターやブランド、企業向けのサービスに力を入れています。