香川県高松市で起業家トークイベント
2025年2月27日、香川県が運営するオープンイノベーション拠点「Setouchi-i-Base」で、起業家に向けた特別なトークイベント『独立・起業の地図 in 高松』が行われました。このイベントでは、起業を志す多くの参加者が集まり、それぞれの経験や成長のヒントを共有しました。
イベントの詳細
主催者であるアルムナス株式会社の名智伸明氏の招待を受けて、株式会社Leachの代表、冨永拓也氏が登壇。冨永氏は、自身の経歴や起業時の挑戦、そして成功までの道のりを語りました。特に彼は、過去に関わった3社が全て上場した経験から、起業を目指す多くの若者たちに希望を伝えることに注力しました。
ほぼ満席となった会場では、参加者同士の交流が活発に行われ、起業や新たなビジネスのヒントを得るためのシェアが進められました。事業を立ち上げるためのリアルな情報が飛び交い、参加者にとって貴重な時間となったようです。
起業の秘訣と仲間探し
冨永氏は、起業前後での変化についても語り、意外にも「想像以上にリスクが低いことに気づいた」と話しました。実際に退職し、覚悟を決めることで、多くの仕事が舞い込むことに気付き、仲間探しや顧客獲得の重要性を強調しました。「起業する意志を周囲に示すことが大切」とし、過去の人脈を活かすことがカギになるとも語りました。
事業アイディアの見つけ方
新たなビジネスアイディアについては、上場企業の成功したビジネスモデルの分析や、海外のスタートアップの事例研究が効果的だと述べました。また、三重県伊賀市の株式会社ナベルでのヒアリング経験が、リアルなDX課題の把握に役立ったと説明しました。このような一次情報の収集が新サービスの開発を促進するのです。
今後の展望
冨永氏は、今後の株式会社Leachのビジョンとして「Japan as No.1を取り戻す」というミッションのもと、生成AI技術を駆使したDX支援に取り組むことを明言しました。地方企業の業務効率化や生産性向上を図り、地域経済の活性化を目指す姿勢が強く表れています。
反響と次のステップ
イベント後には、参加できなかった方からの内容についての問い合わせも多く寄せられ、地域への関心の高さが伺えました。今後、株式会社Leachは生成AIを活用した中小企業向けのDX支援や研修を強化していく方針です。社会に貢献する事業を通じて、日本企業の競争力向上に寄与していくことを目指します。
多様な分野にわたるプロジェクトに取り組む株式会社Leachの活動は、他企業に刺激を与えるものとなるでしょう。今後の展開にぜひご注目ください。
会社情報
- - 会社名:株式会社Leach
- - 所在地:東京都港区浜松町
- - 設立年:2024年11月13日
- - 事業内容:ITコンサルティング、生成AI開発、システムインテグレーションなど
- - 企業ホームページ:leach.co.jp