日本初の女性役員AIサーチが企業のダイバーシティを変革する

日本初の女性役員AIサーチのご紹介

OnBoard株式会社は、来る2025年12月19日より、上場企業向けに女性役員を検索するためのAIプラットフォーム『女性役員AIサーチ』を提供します。この新しいサービスは、日本の企業における女性役員の可視化を実現し、企業のダイバーシティ向上を図るための画期的な取り組みです。

サービス提供の背景

2025年7月時点で日本の上場企業における女性役員の比率はわずか14.2%にとどまっています。政府や東京証券取引所は、30年までにプライム市場上場企業の女性役員比率を30%以上に引き上げることを目指していますが、企業が必要とする最適な人材を探すのは容易ではありません。

経済産業省の調査によれば、多くの企業が役員を選ぶ際に個人的なつながりを重視しているため、社外取締役の独立性や選任プロセスの透明性に課題が残ります。OnBoardは、このような企業のニーズに応えるために、AI技術を活用し、女性社外取締役や監査役のサーチを行うプラットフォームを構築しました。

サービス概要

このAIサーチサービスは、2024年7月1日から2025年6月30日までに提出された有価証券報告書を基に、約4,100人の女性役員データを集約しています。企業は、役員経験、スキル、業界経験などの条件を指定することで、無料で希望する女性役員の経歴を瞬時に検索できます。

有料プランに加入すれば、AIを活用した自由な記述検索が可能になり、求める人材の要件に基づいてスコアリングが行われます。これにより、企業は自社のニーズにぴったりの候補者を見つけることができるのです。実際に候補者を探したい場合には、OnBoardに相談することで、独自に蓄積された約2200人の役員候補者リストからの紹介も行われます。

ご利用シーン

このサービスは多岐にわたるシーンで利用可能です。たとえば、企業が女性役員像を描くためにデータを収集したい場合や、同業他社の状況を把握したい場合に役立ちます。また、自社のニーズに合った女性役員候補がいるかをすぐに確かめることもできるため、非常に便利です。

今後の展開

OnBoardは今後、データベースの拡充を進め、より多くの人材情報を提供できるよう改善を図ります。また、AIサーチ機能の精度を高め、より適した人材を推薦できる体制を整え、顧客の要望を反映した新機能やサービスの追加を目指します。これにより、取締役のダイバーシティ向上に寄与するプラットフォームとして、更なる発展を遂げることを目指しています。

共同創業者のメッセージ

OnBoardの代表取締役である越直美氏は、「取締役会の多様性を起点に、日本企業の競争力を引き上げたい」と述べています。異なるバックグラウンドを持つ人材の採用は、企業価値の向上に繋がります。また、松澤香氏は「多様性を競争優位に変え、日本企業のイノベーションを加速したい」と語り、企業戦略に基づいた質の高いマッチングを実現することを目指しています。

OnBoard株式会社について

OnBoardは女性社外取締役や監査役の人材紹介を専門としているリーディングカンパニーです。女性のリーダーシップを支援するべく、「ダイバーシティは成長戦略」というミッションを掲げ、取締役会のダイバーシティの向上を通じて日本企業の成長を促進しています。

企業法務の専門家であるプロフェッショナルチームが、最適な女性社外役員人材を提供することを強みとしております。さらに、スタートアップ企業への支援実績も多く持っています。

詳しい情報やお問い合わせは、OnBoardの公式ウェブサイトをご覧ください。