医療業界のDX推進へ！セントラルメディエンスとオプティムが提携

医療業界のDXを加速する注目の提携

このたび、株式会社セントラルメディエンスが、AI・IoT・ビッグデータ技術をリードする株式会社オプティムと資本業務提携を締結しました。2025年1月23日に契約を結び、5月には具体的な共同事業の方向性を決定しました。この提携によって、医療業界におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）が加速することが期待されています。

セントラルメディエンスの役割

セントラルメディエンスは、医療機関向けにバックオフィス業務をトータルサポートするメディカルインテグレーターです。彼らの理念は「医療を止めない」であり、医療機関が本来の業務に集中できる環境を整えることを目指しています。具体的には、医療資材供給、人材派遣、院内清掃などに加え、医療経営コンサルタント、広報支援、ファクタリング事業を展開しています。

このようにして医療現場の運営を支援することで、質の高い医療の提供を後押ししています。

オプティムの技術力

一方で、オプティムはこれまでに医療、農業、建設など広範囲の分野でAIおよびIoTの導入を進めてきました。特に「OPTiM AI ホスピタル」では、医療文書の作成プロセスを効率化する技術を提供し、医療業界に革新をもたらしています。両社の強みを掛け合わせることで、新たな医療DXサービスを創出するのが狙いです。

提携の背景と目的

昨今、物価の高騰や診療報酬制度の改定により、多くの医療機関が厳しい経営環境にあります。こうした課題解決に向けて、オプティムは医療現場でのDX診断を実施し、具体的な対策を見出すことを目指します。得られた結果に基づいて、医療バックオフィス業務の最適化を図るDXサービスが開発される予定です。

さらに、開発したサービスを連携させ、データを集積することで新たな価値を創造する『バリューアデッドプラットフォーム』の構築にも取り組みます。

コメント：両社の思い

オプティムの代表、菅谷俊二氏は「医療現場の業務に幅広く取り組むセントラルメディエンスとの提携を非常に嬉しく思います。新たな医療DXサービスを提供できることに自信を持っています」と述べています。

一方、セントラルメディエンスの代表、中川隆太郎氏は、この提携により「医療現場が直面する課題に実用的なDXサービスを提供することを目指します」との思いを語っています。両社の意気込みは、医療従事者や患者にとってより良い未来を創出するためのものです。