岡山大学オープンイノベーションチャレンジ
2024年12月30日より、岡山大学は「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」(略称:岡大OIチャレンジ)の共創活動パートナーを募ります。このチャレンジは、企業や団体と岡山大学の研究者が協力し、共に新たなビジョンを形成することを目的とした活動です。
岡山大学は、「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」を掲げ、さまざまな産業界のニーズに応えるための体制を構築しています。2021年には、研究管理組織「岡山大学イノベーションマネジメントコア」(IMaC)を設立し、産学官連携を強化するためのプロジェクトを推進しています。
この活動に参加することで、企業は新規事業の立ち上げや既存事業の育成に向けた協力を得られます。例えば、ビジョン形成の過程での共同研究や、学校内でのシーズの発掘を通じて、思いもよらなかった新しい発見や知見を得ることが可能です。
参加する企業にとってのメリットは多岐にわたります。大学が持つ豊富なリソースを活用することで、特にSDGsやデジタルトランスフォーメーション(DX)の追求に役立つ情報やノウハウを得ることができます。また、企業内部で行う研修や教育プログラムと連携することで、社員のキャリア育成にも寄与することでしょう。
岡大OIチャレンジでは、参加企業が研究者と直接的に関わり、意見交換や共同研究を進める「共創ピッチ」を開催しています。この場は企業と大学担当者が具体的なテーマについてディスカッションを行い、実践的なアプローチで新たな価値を生み出す場となります。
特に、企業側が持つ具体的なビジョンやニーズが明確でない場合でも、大学担当者との共同作業を通じて新たなビジョンの構築に繋げることが出来ます。従来の「仲人形式」と異なり、双方向からの意見出しや提案が行われるため、より効果的なマッチングが期待できます。
また、企業活動の中で環境に関する問題にも対応できる機会が提供され、カーボンニュートラルや脱炭素に関する取り組みへの知識とスキルの習得にも寄与することでしょう。
参加方法
2025年1月期~のパートナー募集は、2024年12月30日よりスタートします。参加を希望される企業、団体、自治体の方々には、ぜひお気軽にお問合せいただきたいと思います。詳しい情報は、岡山大学の公式ウェブサイトやプレスリリースを通じて確認いただけます。
岡山大学は、東京にもオフィスを構えており、関東圏の企業や自治体からのお問い合わせも歓迎しています。今後の社会変革や持続可能な開発のために、岡山大学と共に未来を築く機会をお見逃し無く!
この共創活動を通じて、多様な人的リソースと知識を活用しながら、新しい価値の創出に繋がることを期待しています。岡山大学と共に、未来を見据えた革新の一歩を踏み出すことができるこのチャレンジを是非ご検討ください。