アッヴィが最新研究を発表
アッヴィ合同会社は、9月3日から7日まで福岡で開催される第27回アジア太平洋リウマチ学会(APLAR)において、リウマチ性疾患に関する最新の研究開発状況を発表します。この学会では、様々なワークショップやサテライトシンポジウムも共催し、多彩な角度からリウマチ性疾患の治療における課題解決を目指しています。
リウマチ性疾患の新たな手法
アッヴィのIntercontinental Immunology Medical HeadであるMagdy Eltabbakh氏は、「過去20年間にわたり、当社はリウマチ性疾患を持つ患者の治療の向上に貢献してきました。地域によって治療へのアクセスや疾患認知に差がある中で、特にアジア地域において早期治療の重要性を訴えています。」と述べています。
アッヴィは「Treat to Target(T2T)」という治療方針や患者との共同意思決定を促進することに注力し、患者様の症状緩和と生活の質向上を目指しています。これにより、地域内での患者の活動を積極的に支援し、リウマチ性疾患の管理に取り組んでいます。
発表内容とプログラム
今回の学会でアッヴィは、以下の口頭発表とポスター発表を行います:
1.
ウパダシチニブおよびアダリムマブの長期安全性と有効性に関するデータ(関節リウマチ患者、SELECT-COMPARE試験の7年間の結果)
2.
生物学的製剤未使用患者におけるリサンキズマブの早期治療の効果(米国および欧州での調査)
3.
ウパダシチニブの5年間の長期安全性データ(乾癬性関節炎患者、SELECT-PsA 1試験の結果)
4.
関節リウマチを含む約17,000患者の臨床試験データに基づくウパダシチニブの長期安全性
5.
中等症から重症の関節リウマチ患者における実臨床下で的確な治療成果を示すUPHOLD試験データ
6.
日本人関節リウマチ患者を対象とした週刊の市販後調査データ
7.
オーストラリアの関節リウマチ患者を用いたウパダシチニブの有効性データ
8.
オーストラリアにおけるウパダシチニブと他の治療薬との比較解析
これに加え、アッヴィはGRAPPA主催のプレコングレスワークショップを共催し、体軸性脊椎関節炎などに関する最新のMRI技術の進展について取り上げます。さらに、アジア地域のリウマチ専門家を招待し、情報交換と治療法の最適化を図ります。
未来へのビジョン
アッヴィのミッションは、革新的な医薬品の創出を通じて健康課題の解決を目指すことです。リウマチ性疾患の治療においても、新しいアプローチや治療法を通じて患者さんの生活の質を向上させることに力を入れています。私たち一人ひとりの人生をより豊かにするために、引き続き努力していきます。
アッヴィについての詳細情報は公式ウェブサイト(
www.abbvie.com)を訪れてご覧ください。また、FacebookやInstagram、YouTubeなどのSNSでも情報を発信しています。