ダイキン工業の採用コミュニケーション戦略への挑戦
ダイキン工業が抱える採用課題について、11月26日に大阪で開催されるイベント「The New School」にて、同社の人事部門が直面した現実を語ります。このイベントは、株式会社No Companyが主催する人事・採用担当者向けの共創型コミュニティイベントです。
イベントの目的と内容
本イベントは、企業の採用を新たな視点で捉え直し、成功に導くための実践的な情報を共有することを目的としています。ダイキン工業は、社名やブランド力はあるにも関わらず、優秀な人材の獲得に苦戦している現状を抱えています。このような背景から、同社がどのように課題を特定し、採用戦略を進化させてきたのかを明らかにします。
西川氏が登壇し、ダイキン工業が直面した採用上の課題やそれに対する具体的な施策について語ります。特に、「採用=広報」から「採用=体験設計」への意識転換に関するプロセスや、それがもたらした成果についても掘り下げます。
採用における思想の変革
採用戦略の変革において、ダイキン工業は「うまくいくかわからなくても、変えようとしないことが最大のリスク」という考え方に基づき、従来の「スペック訴求」から「スタイル訴求」へのシフトを決断しました。これは単なる選考方法の変更に留まらず、企業文化そのものの改革を伴うものです。特に、会社のアイデンティティや個性を言語化し、求職者に的確に伝えることに力を入れています。
面談重視の採用プロセス
また、ダイキン工業の採用活動では、「面接」よりも「面談」を重視しています。このイベントでは、どのようにして候補者体験を高めるための具体的な施策が設計されているのか、その過程を詳細に紹介します。たとえば、人事担当者が候補者を迎えに行くという取り組みや、雑談を通じて学生の本音を引き出す方法など、独自のアプローチについて具体的にお話しします。
成果と今後の課題
結果として、内定辞退率の改善やインターンシップへの応募者数の増加等、従来の手法からの脱却が実を結んでいる事例も紹介される予定です。このような取り組みを通じて得られた成果や今後の課題についても、興味深い議論が展開されることでしょう。特に、ダイキン工業は自社サイトを採用活動の中心として位置づけており、内定承諾率の向上に貢献しています。
開催概要
このイベントに参加することで、知名度は高いが課題を抱える企業の採用担当者が新たな視点を得ることができるでしょう。ぜひ参加して、それぞれの企業に役立つ知見を持ち帰ってください。開催は11月26日(水)18:30から、場所は大阪・梅田エリアに位置するWeWork LINKS UMEDAです。参加は無料で、事前登録が必要です。詳細は以下のURLからご確認ください。
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このイベントは、企業の人事・採用担当者、そして新たな採用手法を模索する方々にとって、有益な情報源となるでしょう。是非参加し、新たな採用の視点を得てください。