Creww社が東京都のスタートアップ支援事業に採択
Creww株式会社が東京都の『TOKYO SUTEAM』において、令和7年度の協定事業者として認定されました。この事業は、多様な主体によるスタートアップ支援を目的としており、Crewwは「TOKYO SPORTS TECH STUDIO」というスポーツ特化型のスタートアップスタジオを展開します。この取り組みにより、東京都のスポーツ産業をリードするスタートアップ企業の育成を図ります。
『TOKYO SUTEAM』の概要
東京都は、2060年に向けた未来のイノベーションを推進するためとして『TOKYO SUTEAM』を令和5年度から開始しました。このプロジェクトでは、さまざまなプレーヤーの協力を得て、スタートアップのアイデアやネットワークを活用し、新たな企業の創出や成長を目指しています。特に令和7年度からは、ディープテックスタートアップの育成を専用に行う新コースが設けられました。
スポーツテックに特化したステージへ
Crewwの『TOKYO SPORTS TECH STUDIO』は、スポーツテクノロジーの専門領域に特化したスタートアップスタジオです。東京都内には、多くのプロスポーツチームや関連企業があり、他都市には無い豊富なリソースが集まっています。これらの資源を最大限に活用し、「スポーツテック・東京」という新たな位置づけを確立、国内外にその魅力を発信していきます。
スタートアップの創出にあたり、Crewwは豊富なスポーツ分野の知見を生かし、仮説検証や実証、そして社会実装といった各段階において集中的な支援を行います。
プロデューサーの言葉
Creww株式会社のビジネス開発部門において西日本エリアを担当する志岐遼介氏は、「『TOKYO SPORTS TECH STUDIO』に選定されたことを非常に光栄に思います。私たちCrewwは、2024年1月からはReal Madrid Nextとのコラボレーションを通じてアジア向けのアクセラレータープログラムも進めています。日本のスポーツ産業にはまだ多くの未開のポテンシャルが存在し、私たちはそれを引き出す取り組みを行っていきます。東京からスポーツの新しい時代を創造していきたい」と考えを述べています。
Creww株式会社の概要
Creww株式会社は、2012年に設立された企業で、東京都渋谷区に拠点を置いています。資本金は10億8,455万円で、国内最大級のオープンイノベーションプラットフォームを運営し、多数のスタートアップコミュニティを支えています。創業以来、550件以上の企業・自治体とスタートアップによるコラボレーションを実現し、約1,500件の協業を行ってきました。現在、9,000社を超えるスタートアップがそのプラットフォームに参加しており、国内外でのイノベーション創出を支援しています。
このように、Crewwはスポーツやテクノロジーを融合させた新たな挑戦を通じて、東京のみならず日本全体の活性化に貢献していくことが期待されています。