歴史を彩る悲劇的な愛の物語『アンドレア・シェニエ』
フランス革命の渦中に生きた実在の詩人アンドレア・シェニエと伯爵令嬢マッダレーナの悲恋を描いた歌劇『アンドレア・シェニエ』が、3月6日(金)から全国の映画館で上映されます。この歌劇は、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(MET)による最新ステージを日本のファンがスクリーン体験できる「METライブビューイング」の一環としてお届けされます。
本作の主人公、アンドレア・シェニエは、フランス革命の時代に反体制的な詩を詠み上げた詩人であり、31歳の若さで断頭台に送られました。彼の波乱に満ちた生涯と、ヒロインである伯爵令嬢マッダレーナとの禁断の恋、さらに恋敵ジェラールとの複雑な三角関係が繊細に描かれます。革命の血なまぐさい歴史と切ない恋物語が交差する壮大なドラマに心が揺さぶられます。
この作品では、題名役のアンドレア・シェニエを現代テノール界の宝と称されるピョートル・ベチャワが、そしてマッダレーナ役には日本のファンからも高い評価を受けている世界的なプリマドンナ、ソニア・ヨンチェヴァが演じます。また、指揮者には2025-26シーズンからMETの首席客演指揮者に就任するダニエレ・ルスティオーニが参加し、格調高い音楽を奏でます。
フランス革命の濃厚な雰囲気を描いたニコラ・ジョエルの演出と、ピョートル・ベチャワとソニア・ヨンチェヴァの素晴らしい歌声が融合した予告映像も解禁され、期待感が高まっています。また、主要キャストが登場する豪華衣裳を纏った場面写真も公開され、華やかなビジュアルに注目が集まります。
この歌劇の上映は3月6日から12日までで、東劇のみ3月19日までの2週間上映されます。上映館は東京の東劇、新宿ピカデリーをはじめ、全国21館で楽しむことができます。上映時間は約3時間18分(休憩2回)で、観客を圧倒する歴史的なドラマがついに映画館に登場します。
あらすじとしては、革命前のパリで、コワニー伯爵家の従僕ジェラールは令嬢マッダレーナに恋心を抱いています。その一方、客として訪れたアンドレア・シェニエが即興で詩を読み上げる場面からドラマが始まります。5年後、革命が進み、今や革命政府の一員であるジェラールは年を経てもなおマッダレーナを忘れられず、彼女はアンドレア・シェニエとの再会を果たします。しかし、運命は二人に厳しく、禁断の情が悲劇を呼び寄せます。
映画館で体感できる、歌劇『アンドレア・シェニエ』の世界。歴史の教科書ではわからない、実際の人物たちの熱い想いが伝わってくることでしょう。ぜひ、特別なひとときを体験してみてはいかがでしょうか。
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