障害者雇用推進に向けたTMJのWEBセミナー
東京都新宿区にある株式会社TMJは、障害者雇用促進の重要性を理解し、その実現に向けた具体的な取り組みを紹介するウェビナーを開催しました。このウェビナーは、障害のある人々が職場でより良く働ける環境づくりを目的としたもので、特に注目すべき内容が含まれていました。
ウェビナーの概要と目的
TMJが主催したウェビナーは、2回にわたって行われました。初回は2023年12月13日に、「法定雇用率1.4%から2.5%を実現!コストゼロからできる障害者雇用5年で約100名の採用を達成した取り組みとは?」というテーマで、障害者雇用の実績やそのプロセスを共有しました。2回目は12月20日に、「働く障害があっても皆が自分らしく働けるチームづくり」をテーマに、実際の体験談を通じた具体的な工夫を紹介しました。
これらのイベントは、障害者雇用を企業内で進めていく上でのヒントや実務的なノウハウを学ぶための貴重な機会です。特に「ポシュロウ」という就労支援Webサービスや、その拡張機能である「ポシュロウラボ」の紹介も行われ、企業がどのように障害者を雇用し定着を図るかが大きな焦点でした。
障害者雇用の実績と成功の秘訣
ウェビナー初回では、TMJが設定した1.4%の法定雇用率から、どのようにして2.5%に達することができたのか、その成功の秘訣が紹介されました。TMJの障害者雇用推進担当者は、採用から育成、職場定着に至るまでのプロセスを整理し、実際の採用事例を通じて、どのようにコストを抑えながら障害者雇用を推進してきたかを解説しました。
加えて、企業内で障害者雇用を推進するためにはどのようなアクションが求められるのか、具体的な施策も提供されました。この情報は、特に今後の推進を担う担当者にとって、非常に実用的な内容でした。障害者の雇用促進に向けた具体的アプローチを知りたい企業には必見の内容です。
チームビルディングの重要性
続いてのウェビナーでは、ゲストにソーシャルワーカーである森和美氏を迎え、「働く障害があっても皆が自分らしく働けるチームづくり」に関する講義が行われました。森氏は、自身の経験を通じて、「多様性」を尊重したチームビルディングやマネジメントの重要性について語りました。
彼女の講義では、具体的な工夫や取り組み事例を交えて、多様な価値観を持つメンバーが協働できる環境をどのように整えるかという視点が強調されました。森氏は、障害者の雇用が進むことで、企業文化も豊かになることを示し、参加者に新たな視点を提供しました。
TMJの取り組みと今後の展望
TMJでは、万全なサポート体制のもと、障害者の採用から定着、育成に至るまでを一貫して行えるよう、ポシュロウラボというサービスを展開しており、企業がこのサービスを活用することで、障害者雇用のハードルを下げ、よりスムーズな環境構築が可能になることを目指しています。2024年9月からは、特別トライアルの提供が始まる予定で、障害者雇用を促進したい企業にとっては大きなチャンスとなります。
このように、株式会社TMJは障害者雇用を企業全体で推進するための具体的な施策を示し、障害者が自分らしく働ける環境づくりに向けて第一歩を踏み出しています。ウェビナーはアーカイブも公開されているので、誰でもアクセスしやすくなっています。今後、障害者雇用を考える上で、何が必要なのかを知るための貴重な機会として活用してみてはいかがでしょうか。