電通総研がクラウドETLツール『TROCCO』『Matillion』の提供を開始

電通総研が進化するデータ活用の新たな一歩

株式会社電通総研が、クラウドETLサービス『TROCCO（トロッコ）』及びデータインテグレーションツール『Matillion（マティリオン）』の提供を2025年8月19日より開始します。これにより、企業のデータマネジメントにおける新たな可能性が広がります。

企業が直面するデータ活用の重要性

近年、企業におけるデータ活用は成長戦略の重要な柱になっています。データを効果的に管理し活用することは、競争力を高めるだけでなく、顧客のニーズに迅速に対応するためにも欠かせません。しかし、データソースが多様化し、形式も異なる中で、データを効果的に統合・活用するための仕組み構築は容易ではありません。電通総研は、これらの課題を解決するために『TROCCO』と『Matillion』を導入することで、企業が持つデータの活用を一層促進します。

『TROCCO』の特長

『TROCCO』は2,000以上の企業に導入された実績を持つクラウドETLサービスです。このツールはデータの抽出・変換・格納をスムーズに行い、さらにワークフロー機能や権限管理を必要に応じて提供することで、企業が抱えるデータ活用の課題を直接解決する力を持っています。データエンジニアリングプロセスを自動化することにより、より効率的にデータを活用しやすくなります。

『Matillion』の特長

一方、『Matillion』はノーコードでデータパイプラインを構築し、大規模なデータの提供も行うことができるオールインワンプラットフォームです。データ変換を簡単に行えるため、技術的な知識が無くても直感的に利用できるのが大きな魅力です。また、プログラミング言語との組み合わせにより、より複雑なデータ処理も可能です。

データマネジメントの進化

電通総研は、TROCCOとMatillionの導入により、企業内の部門間データの統合を進め、リアルタイムな意思決定をサポートするデータマネジメント基盤を構築します。この基盤は、クライアントの柔軟な戦略変更や施策見直しに迅速に対応できるため、企業ごとの多様なニーズに応じたDX（デジタルトランスフォーメーション）の実現に寄与します。