株式会社BioPhenoMAが新商品を発表
東京都新宿区に本社を置く株式会社BioPhenoMAは、独自技術を活用した新しい研究用試薬「TN-cyclon™ ELISA 開発キット」の販売を2025年2月6日から自社ホームページにて開始します。この製品は、特に極微量タンパク質の高感度解析を可能にする画期的なもので、これによって研究者のニーズに応えることを目指しています。
TN-cyclon™ ELISA開発キットの特長
今回登場する「TN-cyclon™ ELISA 開発キット」は、昨年11月にリリースされたPD-L1測定用のキットから派生した製品です。特徴的なのは、従来の抗原や抗体を排除した試薬構成を採用している点です。これにより、ユーザーは自身の研究に合わせて抗原と抗体の組み合わせを自由に選び、カスタマイズすることができます。高感度での極微量解析が可能なこのキットは、研究者にとって非常に魅力的な選択肢です。
キットの内容と価格
このキットには、各種試薬や96ウェルプレートが含まれており、冷凍または冷蔵で保存できます。プレート1枚分の測定が行える仕様で、通常価格は20万円(税抜)ですが、オープンキャンペーン中は特別価格の18万円(税抜)で購入可能です。なお、納期については受注生産のため、個別に対応されます。
詳細情報や購入については、公式ウェブサイトの
受注販売ページをご覧ください。
BioPhenoMAとは
BioPhenoMAは、早稲田大学の伊藤悦朗教授らによって開発された極微量タンパク質検出技術「TN-cyclon™」を核に設立されたスタートアップ企業です。この技術は、一般的なELISA法を用いて血漿やエクソソーム中の微量タンパク質を極めて高感度で測定できるもので、生物医学分野での研究において非常に強い武器となります。
同社は「誰もが簡単に極微量タンパク質検出を行える革新的なプラットフォームを創出し、生物医学の進展に寄与する」というミッションに基づき、研究開発を着実に進めています。
会社情報
新しい研究の日々をさらに豊かにし、革新をもたらすBioPhenoMAの取り組み。興味を持たれた研究者はぜひこの機会をお見逃しなく!