金融機関向け営業支援SaaS「Planny」がBI機能導入で顧客管理を強化
次世代金融インフラを提供する株式会社Finatextが、金融機関向けのライフプランニング営業支援SaaS「Planny」に新たにBI(ビジネスインテリジェンス)機能を追加しました。これにより顧客との面談から得られる貴重な定性情報のデータ化が実現し、金融機関全体での営業支援力を一層高めることが期待されています。
「Planny」とは?
「Planny」は、個人のライフプランを詳細に把握し、金融商品のミスマッチを減らすことを目的に開発された営業支援ツールです。これまでは、顧客の収入や支出、資産等の定量的なデータが中心でしたが、今回のBI機能追加により、営業担当者が直接面談を通じて得た、顧客のライフステージや将来への不安などの定性情報も体系化して管理できるようになります。
BI機能のポイント
新たに導入された「Planny BI」機能は、以下のような特長を持っています。
- - 定性情報の構造化:顧客との面談で得られるライフステージやライフイベントを定性情報として整理し、データ化。これにより、組織内部での情報共有と活用が効率的に行えるようになります。
- - CRMとの連携:蓄積された定性情報は既存のCRM(顧客情報管理システム)と連携が可能で、組織全体での顧客管理が一層強化されます。
- - カスタマイズ機能:各金融機関ごとに扱うライフイベントの定義を柔軟にカスタマイズでき、お客様のニーズに合わせた対応が可能に。
- - リマインダー機能:顧客の特定のライフイベント(結婚、出産、転職など)に応じたタイムリーなアプローチを可能にするリマインダー機能を搭載しています。これにより、営業担当者は適切なタイミングで顧客にアプローチできます。
期待される効果
「Planny BI」機能を活用することで、金融機関は CRMの活用範囲を広げることができ、真の顧客理解が促進されます。そして、定量データと定性データの統合により、個々の顧客の潜在的なニーズや課題をより深く把握できるというのも大きな利点です。さらに、シームレスな顧客体験を提供するために、オンラインと対面での連携も強化されます。
例えば、顧客のライフイベントに応じたパーソナライズされたマーケティング施策が可能になり、営業活動の効率化も実現。これにより、人的リソースに依存しないスケーラブルなビジネスモデルの構築が期待されています。また、継続的な顧客エンゲージメントを行うことで、初回面談後も顧客との関係を強化し、長期的な取引へと繋げていくことが出来ます。
Finatextグループについて
Finatextグループは「金融をサービスとして再発明する」というミッションを掲げ、次世代金融インフラの提供を通じて組み込み型金融を実現することを目指しています。金融サービスの新たな形を模索し、パートナーシップを通じて革新的な金融サービスを開発。今後も、「Planny」のような先進的なツールを通じて、金融機関の進化を支援していきます。
最新の機能や詳細については、Plannyの公式サイトをご覧ください:
Planny 公式サイト