万博で消防支援
2025-04-15 11:29:00

大阪・関西万博で消防巡回支援のストリーモ特別車両登場

ストリーモが提案する新たな消防巡回の形



有限会社ストリーモは、2025年4月から10月にかけて大阪市此花区にて開催される「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)において、特別仕様の三輪モビリティ「ストリーモS01JT 防災巡回車」を5台提供することを発表しました。この特別車両は、消防活動を支えるために非常に重要な役割を果たし、作業の効率化と安全性の向上を目指しています。

特別仕様車の特徴



ストリーモS01JT 防災巡回車は、まずその目を引く真っ赤なボディが特徴です。これは、消防活動のために設計されたもので、視認性を高めるための工夫が施されています。また、360度カメラと通信機能が組み込まれており、災害時における情報伝達やライブ映像配信を行うための移動式通信中継器としての機能も備えています。

この車両は、大阪消防局が巡回警戒や予防査察を行うために使用される予定で、消防士の負担を軽減しつつ、効率的な運用を実現することが期待されています。

技術的な優位性



ストリーモは、特許取得済みのバランスアシストシステムを採用しており、三輪構造のため安定した走行が可能です。立ち乗りスタイルでの移動ができ、低速でもふらついて転倒するリスクが小さく、混雑した環境でも安心して巡回を行える点が評価されています。さらに、コンパクトな設計により、小回りが利きやすく、狭い通路でもスムーズな移動が可能です。

消防士の負担軽減とネットワーク形成



また、消防職員は装備や緊急資材を積むことができる荷箱を利用でき、体への負担を減らすことができます。これは特に、広大な会場内での救急対応時に効果を発揮します。

加えて、平時から緊急時までの継続した運用ができるため、スピードも必要な状況に応じて調整可能です。このように、ストリーモの技術は消防活動に新たな可能性をもたらします。

今後の展望



ストリーモは今回の提供を通じて、万博の安全な運営に寄与しつつ、未来の消防・緊急対応の在り方についても新しい模索を行っていきます。モリタホールディングスや大阪消防局との協力を深め、次世代の消防モビリティを追求していく意向を示しています。

ストリーモの背景



ストリーモは、高齢者や過疎地の移動課題を解決することを目指し、「自分のペースで移動できる立ち乗り三輪モビリティ」を提供しています。様々な環境で安心して利用できる設計が施されており、今後はさらなる事業展開が期待されています。大阪・関西万博での試みは、その実績をさらに進化させる第一歩となるでしょう。ストリーモの今後にご注目ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪万博 ストリーモ 消防車両

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。