エヌエヌ生命、東京都「ツギノツギ」プロジェクトに参画
東京都が主催する「ツギノツギ」プロジェクトに、エヌエヌ生命保険株式会社(以下、エヌエヌ生命)が企画・運営パートナーとして参加することが発表されました。このプロジェクトは、中小企業が事業承継を経て新たな事業を展開する「第二創業」を支援するものです。エヌエヌ生命は、これまでの家業支援の取り組みを活かし、参加者の新規事業創出を後押しします。
プロジェクトの背景
「ツギノツギ」プロジェクトは、後継経営者や新規事業開発を目指す方々のための交流と学びの場を提供することを目的としています。このプロジェクトでは、参加者同士がつながり合い、経験を共有しながら、新たな価値を生み出すためのコミュニティが形成されます。また、個別の伴走支援を行う事業開発プログラムも用意されています。
エヌエヌ生命は、自社の実績を基に、このプロジェクトに参加することとなりました。これにより、事業承継や新規事業開発に関心を持つ中小企業の経営者が互いに学び合い、成長できる環境を提供します。
家業エイドと家業イノベーション・ラボ
エヌエヌ生命は、これまで家業エイドや家業イノベーション・ラボといったコミュニティを通じて、家業の「第二創業」を支援してきました。事業承継者のネットワークを強化し、オンライングループやSNSを通じて困難や成功体験を共有する場を整えています。
家業エイドでは、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が集まり、運営されるプラットフォームです。参加者は、自らの経験を生かしながら、新たな価値観を持つ家業との向き合い方を模索しています。家業イノベーション・ラボは、特に後継者が新たな挑戦に挑むことをサポートする場所となっています。
ツギノツギ プロジェクトの目標
東京都がこのプロジェクトを立ち上げた背景には、中小企業が事業承継を通じて地域経済を活性化させることがあります。プロジェクトでは、各種ワークショップやセミナーを通じて、参加者のスキルや知識の向上を図ります。重要なことは、同じ目標を持つ仲間と共に成長できる機会を作ることです。
キックオフイベント
「ツギノツギ」プロジェクトの幕開けを飾るキックオフイベントは、2025年7月25日にTokyo Innovation Baseで開催されます。本イベントでは、基調講演やパネルディスカッション、ネットワーキングの時間が設けられ、参加者が具体的な事例や体験を通じて学べる貴重な機会となります。
基調講演では、起業の新たな選択肢としての「第二創業」の成功事例が紹介され、パネリストによるリアルな体験談が語られます。最後には、参加者同士の交流を深めるためのネットワーキングタイムも設けられます。
まとめ
エヌエヌ生命が「ツギノツギ」プロジェクトに参加することで、中小企業の事業承継と新規事業の開発が促進 されることが期待されています。今後もこのプロジェクトを通じて、江戸から続く伝統を持つ企業や新たな挑戦を志す経営者の皆さんを支援し、日本の地域社会の活性化に寄与していく所存です。ぜひ、この機会に「ツギノツギ」プロジェクトに関心を持ち、参加を検討してみてはいかがでしょうか。