舞倒れ公開決定
2025-09-12 14:50:34

映画『舞倒れ』の公開決定!佐渡ヶ島を舞台にした青春群像劇

映画『舞倒れ』が劇場公開決定!



美しい佐渡ヶ島を舞台にした青春群像劇『舞倒れ』が、2025年10月10日(金)より池袋HUMAXシネマズでの公開が決定しました。この作品では、唯一無二の文化が根づく佐渡ヶ島で、若者たちが“能”と“舞踊”を融合させ、お互いの思いや情熱をぶつけ合う姿が描かれています。特に、物語の背景には、島の独自の文化や歴史が息づいており、観客に感動を与えてくれることでしょう。

受賞歴と期待される作品


『舞倒れ』は、ドイツの「ハンブルク日本映画祭」で特別賞を受賞し、さらに「彩の国市民映画祭」では大賞を獲得するなど、すでにその評価が高まっています。また、インドの「チェンナイ国際映画祭」への正式招待も受けており、国際的な注目を浴びています。

劇場での観賞体験


本作は、若手人気俳優が多数出演するキャストコーポレーションと、舞台制作を主とするOffice ENDLESSが手がけた中編自主映画です。2024年には先行上映会も行われ、ここでの反響を受けて新たなシーンが追加されたため、より充実した内容になっています。これからの秋、ぜひ劇場でその魅力を体感してみてください。

佐渡ヶ島の文化的背景


佐渡ヶ島は、昔から日本海を挟んで本土と隔てられた独特の地理を持ち、能文化や伝統が豊かに育まれてきました。この島ではかつて200を超える能楽堂が存在し、地元の人々にとって能は身近で親しみのある存在でした。特に『舞倒れ』という言葉は、京都の「着倒れ」や大阪の「食い倒れ」と同様、能に情熱を注ぎすぎて生活が困窮することを意味します。主人公の吾潟(あがた)は、全てを舞いに捧げることに情熱を燃やし、観客を引き込みます。

キャストとスタッフの紹介


主演の松田凌は、舞台『進撃の巨人 -the Musical-』や映画『RAMPO WORLD』などで知名度の高い俳優です。彼が演じる吾潟は、舞いに情熱を注ぐ一方で、弟弟子の下戸(おりと)役を演じる橋本祥平も、舞台「鬼滅の刃」や映画「文豪ストレイドッグス BEAST」での活躍が期待されています。その他にも、有澤樟太郎、田村一行、黒沢あすかなど、豪華な俳優陣が参加しており、監督には横大路伸が、脚本には下浦貴敬が名を連ねています。

舞いの振付と音楽


作品における“舞い”の振り付けを担当するのは、劇団四季やミュージカルで活躍する宮河愛一郎です。彼の独自の解釈による舞いがストーリーの重要なファクターを形成しています。また、主題歌は笹川美和の「青海原」が起用され、作品をさらに彩るでしょう。

ストーリーの魅力


物語は昭和99年の佐渡ヶ島が舞台。日本が戦争の渦中にある中、島は外部から隔絶され独自の文化を形成します。能文化の流派、鍍金流(ときんりゅう)を受け継ぐ次代当主の硲(はざま)と弟弟子の吾潟、下戸の三人が、能楽を愛し、大切な仲間との穏やかな日常を過ごす中、突然訪れる不安な未来に直面するストーリーが展開されます。

結び


『舞倒れ』は、佐渡ヶ島の自然や文化を背景に、若者たちの情熱がどのように結実するのかを描いた素晴らしい作品です。多様な文化が交錯する中で、彼らが紡ぎ出す物語は、観る者に感動を与えることでしょう。ぜひ、劇場で体験してみてください。

【上映情報】
池袋HUMAXシネマズにて公開。詳細については公式HPをご確認ください。公式Xアカウント(@maidaore_2024)もフォローして、最新情報をゲットしましょう!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: 舞倒れ 松田凌 橋本祥平

トピックス(映画)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。