さまざまな可能性を引き出す『噛む力』の重要性
2025年3月8日、ウェルネスガーデン品川にて、元卓球日本代表の平野早矢香氏が参加する卓球教室とトークショーが開催されました。このイベントは、株式会社ロッテと株式会社LOCOKの共同プロジェクトとして実施され、『噛む力をスポーツの力に』をテーマにしています。ここからは、当日の模様や平野氏の考えについてお伝えします。
卓球教室の開催
当日は、小学1年生から4年生の14名の児童が参加し、平野氏と一緒にラリーや卓球の基礎を学ぶ機会が設けられました。子供たちは、平野氏の指導の下、楽しみながら卓球の技術を向上させていく姿が印象的でした。卓球は身体と頭を同時に使うスポーツとして、集中力や判断力を養うのに効果的です。
トークショーでの貴重なメッセージ
教室の後半では、平野氏と東京歯科大学の武田友孝教授が登壇。トークショーでは、スポーツにおける「噛む力」の重要性について、わかりやすく解説が行われました。平野氏は「卓球は脳を活性化し、集中力、記憶力、判断力、創造力を向上させるスポーツです。ガムを噛むことは、そのプロセスと深く結びついています」と述べ、噛むことが身体的・精神的な効果を持つことを強調しました。
また、武田教授も「噛むことで、運動能力が向上する可能性がある」とし、スポーツ選手における口腔健康の重要性について具体的なデータを交えて説明しました。
ロッテのサステナビリティへの取り組み
株式会社ロッテは、「ウェルビーイングに貢献する新たな製品、サービス、事業領域でしあわせな未来をつくる」を目標に掲げ、サステナビリティビジョンの実現に向けて様々な活動を行っています。「心身の健康」をマテリアリティの一つとして掲げ、特に噛むことが健康に与える影響についての研究や情報発信に力を入れています。
さらに、ロッテは「噛むスポプロジェクト」を通じて、プロアスリートや子どもたちに向けて「噛むこと」がもたらす多様な効果を促進し、パフォーマンス向上を図っています。この取り組みを通じて、登壇者たちは口腔健康の重要性を広く普及し、健康的なライフスタイルの提案をしています。
平野氏の今後の目標
平野早矢香氏は、トークショーで得た知識や経験を指導者として次世代に伝えていきたいと語りました。特に「ガムトレ」という新しいトレーニング方法を紹介し、選手と共に取り組むことの重要性を強調しました。この方法は、選手たちの集中力や体力を高めるために役立つとされています。
LOCOKの教育プロデュース
株式会社LOCOKは、教育を通じて人々の成長を支援することを目指しています。幼児教室の運営やリーダーシップ研修を通じて、社会の持続的な発展に貢献しています。ウェルネスガーデン品川もその一環として、多様な学びの場を提供しています。
参加者の反応
参加者からは「卓球の楽しさを再認識できた」「噛むことの大切さを学べた」といった声が上がり、イベントの意義が実感されたようです。このような取り組みは、今後も多くの子供たちにとって充実した学びの場を提供し続けることでしょう。
総括
元卓球日本代表の平野早矢香氏と共に、健康的なライフスタイルやスポーツにおける新たな視点を学ぶことができたこのイベント。『噛む力』が持つ無限の可能性を信じ、今後も変わらぬサポートを継続するロッテとLOCOKの活動に注目が集まります。