地下鉄5G通信改善
2026-08-21 15:06:13

JTOWERが地下鉄向けの新しい5G通信装置を開発し、通信環境を改善

JTOWERの地下鉄向け5G通信装置



株式会社JTOWERが、全国の地下鉄における5G通信環境の整備に向けた新装置の開発を完了しました。この新しいRemote Unit(RU)は、地下鉄の特性に合わせて設計されており、今後の通信サービスの質を大きく向上させる期待が寄せられています。

背景



JTOWERは2026年3月に、公益社団法人移動通信基盤整備協会(JMCIA)が推進する5G整備の公募において、協力事業者として選ばれました。JTOWERは鉄道事業者や携帯キャリアと連携し、全国各地の地下鉄駅におけるインフラシェアリングを基盤とした5G通信環境を素早く構築する方針です。これにより、多くの利用者が求めるリアルタイムな情報提供や快適な通信環境が実現されることになります。

新装置の特長



開発された新型RUは、すでに完成したJTOWERの5G共用装置「J-DAS 5.1」に接続されます。このRUは、地下鉄という特異な環境に備えた設計となっており、粉塵や振動、限られた設置スペースに対して高い耐性を持っています。具体的には、防塵・防水仕様を採用し、独自の技術により装置容量を34%削減しました。これにより、狭い地下鉄の施設内での導入性が向上しています。

さらに、RUは携帯キャリア4社が利用する3.7GHz帯に対応し、その出力を高めつつも消費電力を約45%削減しました。このような省電力化は、設備運用時のコスト削減にも貢献します。JTOWERの5G共用装置は、主にMain Unit(MU)、Hub Unit(HU)、Remote Unit(RU)の3つの装置で構成されており、今回の新設備はそのRU部分を特に強化しました。

技術開発体制



JTOWERでは、社内の技術開発部門が携帯キャリアからの要求や設置環境に基づいて自社開発を進めています。この体制により、地下鉄での5G通信に必要な各種要件を迅速に品質に反映させることが可能です。今回もこれらの要素を集約し、先進的な装置の導入に成功しました。

今後の展開



新装置は現在、各携帯キャリアとの認証手続き中であり、2027年から実際の地下鉄環境への導入を予定しています。JTOWERは今後もJMCIA、鉄道事業者、及び携帯キャリアと密接に連携し、地下鉄を含む通信が困難な地域での環境改善に取り組んでいきます。持続可能で効率的な通信インフラの整備が、今後の社会インフラにおいても重要な役割を果たすことでしょう。

本装置の導入を通じて、JTOWERは未来に向けたコミュニケーションの在り方を再定義し、皆さまに優れたサービスを提供していく意向です。


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