海の未来を描く
2025-11-18 07:33:19

高校生が創る海の未来!LOCAL FISH CANグランプリ2025レポート

全国高校生が挑戦したアイデアコンテスト、LOCAL FISH CAN グランプリ2025



全国の高校生たちが参加し、地域特有の海の課題に対するアイデアを提供する「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」。このコンテストは、一般社団法人ローカルラボが主催し、地域に住む高校生が中心となり、地域の海に関する問題を解決するオリジナル商品の開発を目指しています。その成果が11月16日(日)に東京の中野区四季の森公園で開催された決勝大会で注目を集めました。

審査の言葉と期待を超えて


今年の大会には、全国から61チームがエントリー。審査を経て選ばれた9チームが決勝進出し、各校の独自の視点を持った商品アイデアを発表しました。審査員団には、海洋ライターの平坂寛氏、料理家のはるあん氏、スーパーマーケット評論家の三浦慶太氏などが名を連ねており、期待と熱気に満ちた中でプレゼンテーションが行われました。

グランプリは小樽水産高等学校


その結果、見事にグランプリを獲得したのは北海道の小樽水産高等学校。彼らが開発したのは、「小樽でとれたシイラを使った魚醤 おいしいら」。この製品はシイラという魚を活用したもので、地元の食文化を生かしつつ、シイラの新たな魅力を引き出しています。他にも、地域の海の課題に対する理解を深め、地元食材への愛着を育てる取り組みが評価されました。

優れたアイデアが光った決勝大会


優秀賞には徳島県の小松島西高等学校が「阿波乃黒鯛柚子味噌茶漬け」を発表、岡山高等学校の「シマレット~ボラのぼっかけ~」がベストストーリー賞に輝きました。また、東京都の穎明館高等学校が開発した「エイージョ」がベストグルメ賞を獲得するなど、各チームがそれぞれの地域にちなんだ独自のアイデアを披露しました。

決勝大会の実施内容は、プレゼンテーションの他に質疑応答や試食があり、審査員に対して直接自分たちの思いを伝えられる貴重な機会となりました。今回は100個の各商品が制作され、早々に商品化が決定される学校もあり、今後の展開が楽しみです。

地域を越えた海の課題に関する意見交換


特に、決勝大会後の交流会では各チームが地域の課題について情報を共有し、深いディスカッションが繰り広げられました。今後の持続可能な海の環境を考える重要な場となり、学生たちの熱心な姿勢が印象的でした。

日本の未来を背負う高校生たちの姿


LOCAL FISH CAN グランプリは、単なるコンテストを超え、次世代のリーダーが海の重要性を学び、未来に向けたアクションを起こす場としても大きな意義を持っています。日本財団「海と日本PROJECT」の一環としても、その理念がしっかりと受け継がれています。

今後もこのような活動が全国各地で広がっていくことを願い、高校生たちの情熱を間近で感じられることを嬉しく思います。


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