株式会社コモレビ、新体制の発表
東京都中央区を拠点とする株式会社コモレビが、経営体制強化を目指して新たな取締役と顧問を迎えたことを発表しました。この新たな人事の背景には、クライアント企業への価値提供を一層高める意図があるとしています。
新任取締役・小野里尊氏の経歴
新しく取締役に就任した小野里尊氏は、東京医科歯科大学を卒業後、東京慈恵会医科大学の総合医科学センターで中枢神経科学や慢性疼痛を専門に研究してきました。その後、彼は医学の領域からビジネスの舞台へと歩を進め、国内の大手ネットインフラ企業でマーケティングセールスに従事。その経験を活かし、SaaSベンダーの立ち上げと、SFA導入コンサルティング企業のCOOとして関与し、現在は大手人材IT企業で1000人以上の規模の人材戦略と採用戦略の責任者を務めています。
このような多様なバックグラウンドを持つ小野里氏は、コモレビの取締役として、技術や人材戦略に基づくコンサルティングサービスの質の向上を図ることが期待されています。
新任CDO・松本健太郎氏の経歴
一方、新任のCDOとして顧問に就任した松本健太郎氏は、龍谷大学法学部を卒業し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。その後、データサイエンスの重要性を認識し、多摩大学大学院でリスキリングを行いました。以後は、消費者インサイトなどに従事し、政治、経済、文化に関するデータ分析をマーケティングの観点から行うことが得意とされています。
彼はテレビやラジオ、新聞、雑誌など様々なメディアにも登場し、著書も多数出版しています。著作には『人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学』や『データサイエンス「超」入門』があり、広く知られています。松本氏は、ビッグデータの時代におけるデータの管理と活用が企業において極めて重要な課題であると考え、コモレビの顧問兼CDOとしての任務を担うことを決意しました。
コモレビの今後の展望
コモレビは、今回の新体制を機に、組織の基盤を一層強化するだけでなく、コンサルティングサービスにおける専門性を高め、クライアント企業のビジネス成長を強力に後押しすることを約束しています。新任者たちの豊富な経験と知識は、クライアントに対するサービスの質を向上させ、競争力を強化することにつながるでしょう。
今後のコモレビの動向に注目が集まります。経営体制の刷新がもたらす変革に期待が高まる中、食品業界に特化したマーケティングと企画開発領域でのコンサルティングサービスを通じて、新たな価値の創造を目指す姿勢は、他の企業にとっても大いに参考になるでしょう。