エナーバンクが新たな「アンバサダー制度」を始動
近日中に、株式会社エナーバンクが新しく導入した「アンバサダー制度」が注目されています。この制度は、企業や自治体の脱炭素化を支援するために大手企業役員OBを対象にしたものです。目的は、再生可能エネルギー(再エネ)の導入を「高くて難しい」という従来の常識から「安くて簡単」に変革することにあります。
エネオクの優位性
エナーバンクは「エネオク」という電力調達プラットフォームを運営しており、環境省や経産省も推奨している日本唯一の電力調達リバースオークションオンラインプラットフォームです。これにより、企業は再エネでもコストを削減できることができます。具体的には、複数の小売電気事業者が競争入札する仕組みを採用することで、通常の電力よりも安い価格で再エネを調達できます。この仕組みを通じて、過去には多くのコスト削減事例が報告されています。
また、エネオクは事務業務のデジタル化を推進しています。見積依頼や比較、契約プロセスをオンラインで一元管理できることで、調達業務の効率化が実現しています。これにより、事務作業を大幅に削減できると好評を得ているのです。さらに、エネオクの導入実績は国内の大手製造業や小売業、自治体を含む1,900以上の組織に及びます。
信頼を基にした橋渡し役
大手企業役員OBがこのアンバサダー制度に参画する理由は、「情報よりも信頼が重要」だからです。企業が脱炭素に取り組む際に直面する最大の障壁は、「信頼できる情報源が少ない」という点です。多くの企業が再エネ導入の提案を受ける中で、その信頼性を問う声も多くあります。
そのため、経営や調達の専門知識を有するOBたちが、エネオクの優位性を直接伝えることが重要です。これにより、企業にとっての信頼できる橋渡し役となり、実際の導入を後押しすることが期待されます。
アンバサダー制度の魅力
この制度は「共感」を主軸としており、参加するOBには若干の報酬も用意されています。しかし、時間拘束や営業ノルマはなく、主に「知り合いに声をかける」ことが社会貢献に繋がる仕組みです。実際に参加しているアンバサダーたちのメッセージも感銘を与えています。
アンバサダーからのメッセージ
- - 中廣 亨次 氏: 再エネを基盤に競争力のある電気代を実現し、持続可能な社会への挑戦を応援しています。
- - 植田 高志 氏: 明るく楽しくチャレンジすることで、新しいエネルギー革命を共に実現できることにやりがいを感じています。
- - 鎌形 太郎 氏: 脱炭素に向けた社会変革の実現に向けて、皆さんと共に進んでいきたいと考えています。
参加方法とお問い合わせ
アンバサダー制度に興味を持たれている方は、専用のウェブサイトから参加申込みや詳細情報を確認できます。ぜひ訪れてみてください。
企業情報
エナーバンクは、「エネルギー調達をシンプルにし、全人類の新たな価値創造に寄与する」ことを理念として、法人向けの電力調達をデジタル化し、脱炭素化を推進しています。主力サービスであるエネオクは、全国で1,900社以上に利用されています。会社は東京都中央区に位置し、設立は2018年7月です。