鹿児島銀行との提携で進化するAI活用ビジネスの現場に革命をもたらす「アイブリー」

鹿児島銀行との提携がもたらす新たなビジネス展開

株式会社IVRy（本社：東京都港区）は、対話型音声AI SaaS「アイブリー」を通じて、鹿児島銀行（鹿児島県鹿児島市）との業務提携を結びました。これは、鹿児島県内の中小企業が抱える労働力不足を解消し、業務の効率化を図るための重要なステップです。

人手不足の現状

2024年に実施された調査によれば、多くの中小企業が「人手が不足している」との回答を示しています。特に、業種別ではおよそ60％から80％が「非常に深刻」もしくは「深刻」と感じており、事業継続への影響を懸念しています。また、最新の人口動態調査によると、鹿児島県は前年比で1万5,338人が減少しており、労働市場への影響はますます深刻化しています。

「アイブリー」の特長

「アイブリー」は、ユーザーが電話応答のフローを自由に設定できる革新的な音声AIです。自動応答や予約代行に加え、録音・文字起こし・SMS送信といった多彩な機能を備えており、企業の顧客管理にも対応しています。これにより、企業は業務を簡略化し、社員の負担を軽減することが可能です。

提携の意義

本提携の目的は、鹿児島銀行の広範な地域ネットワークを活用し、「アイブリー」を通じて中小企業の業務効率を改善することです。鹿児島銀行は、地域に根差したサポートを通じて新たな顧客価値を創出し、企業の成長を支援する役割を果たします。IVRyは、安価で簡単にAIサービスを導入できる環境を整えることで、企業のDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進していきます。

地域活性に向けた取り組み

この提携は、鹿児島銀行の中期経営計画における「地域活性化戦略」の一環として位置づけられています。具体的には、地域の企業が抱える人手不足を解消し、持続可能な経営を実現するための支援を行います。IVRyと鹿児島銀行は、共同で新たな価値創造に寄与し、地域社会の発展に貢献することを目指しています。

未来を見据えた展開

IVRyは「アイブリー」を通じて、電話を起点にしたプロダクトの展開を進めるだけでなく、自社のAI技術を活用し、多角的なソリューションを提供していく計画です。これにより、カスタマーハラスメント等の課題にも対応しつつ、日本全体での生産性向上を図る考えです。

まとめ

今回の業務提携は、鹿児島県の企業における労働力不足の解消と、業務効率化を促進するための重要なステップです。「アイブリー」は、様々な業種の企業において効果を発揮しており、今後のさらなる進化が期待される製品です。地域の中小企業や銀行の連携が、どのような新たなビジネスチャンスを生むのか、今後の展開が注目されます。詳細はIVRyのコーポレートページを訪れてご確認ください。