創造拠点『つくるわね』
2025-12-25 16:29:25

世田谷の町工場が新たに創造の拠点『つくるわね』を開設

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世田谷の町工場が生まれ変わる場所、『つくるわね』



東京都世田谷区に位置する株式会社友成工芸は、70以上の年を経てアクリル製品の製造を行ってきた老舗の町工場です。この度、同社の2階スペースをリノベーションし、地域の人々が自由にものづくりを楽しむことができる複合型スペース「つくるわね」をオープンしました。2025年12月25日には公式サイトが公開され、これからの活動にも目が離せません。

コンセプトと特徴


「つくるわね」は「あなたの『つくりたい』想いを形に。」をテーマにしています。最新の3Dプリンターやレーザー加工機を備えた「ものづくりスペース」、クリエイターの作品に触れることができる「ギャラリー」、そして食を通じた交流の場となる「キッチン」の3つのエリアから成り立っています。これは単なる作業場ではなく、コミュニティが育まれる場所です。

オープンの経緯


このプロジェクトの発端は、コロナ禍前の職場体験にありました。アクリル加工に興味がなかった中学生が体験を通じてモノ作りの楽しさに目覚め、「もっと作りたい」との声を上げました。この体験から、友成工芸代表の友成冨美さんは、地域の子どもたちが手作りの楽しみを再発見できる場を作りたいという強い思いを抱くようになったのです。

日々の活動について


今後、2026年1月からは本格的な利用受付が始まります。最初は会員限定の事前予約制で運営されるため、興味のある方は公式サイトやInstagramから最新情報をチェックしてください。ワークショップやイベントも企画しており、さまざまな交流の機会が設けられる予定です。

地域とのつながり


このスペースは、単にものづくりを体験するだけではありません。地域コミュニティを育む「まちのまなび場」として、多世代が集まり交流することができる場所を提供します。このような環境は、地域の活性化にも寄与し、住民のつながりを深めるでしょう。

確かなサポート


開設にあたって、多くの方々の支援が寄せられました。10月に実施したクラウドファンディングでは、目標金額の200万円を超える支援を集め、最終的には2,031,000円が集まりました。このような支援は、「つくるわね」が地域に愛される場所へと成長するための大きな力となるでしょう。

まとめ


『つくるわね』は、ただのものづくり施設ではありません。プロから初心者までが気軽に立ち寄り、交流を深め、新たなアイデアを形にできる場所です。それは未来のクリエイターたちにとっての聖地となり、地域の文化を育む拠点としての役割を果たすことでしょう。これからの世田谷、ひいては東京のものづくりの風景がどう変わっていくのか、その目撃者となることができます。

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【つくるわね公式Webサイト】https://tsukuruwane.com/
【Instagram】https://www.instagram.com/tsukuruwane/
【友成工芸公式Webサイト】https://tomonari.co.jp/


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