株式会社CCIForwardの設立について
株式会社CCIForward(シーシーアイフォワード)が新たに設立されました。この会社は、株式会社CCイノベーション、株式会社BPIO(セブンリッチグループのBPO事業会社)、株式会社マネーフォワードからなる共同出資企業です。新設立の背景には、日本の生産労働人口の減少という大きな社会的課題があります。生産性向上の鍵を握るのがこのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業です。
設立の趣旨と事業内容
近年、日本各地で生産労働人口の減少が進み、それに伴う地域経済の停滞が懸念されています。この問題を解決するため、CCイノベーションはこれまでBPO業務やその導入支援に取り組んできました。しかし、社会課題に迅速に対応するためには新しいソリューションや業務運営方法を模索する必要があると痛感しました。そこで、CCIForwardを設立し、新たなBPO事業を展開します。この新会社は、地域企業やスタートアップが本業に集中できる環境を整え、その成長を支援していきます。
設立の背景
CCIForwardはCCイノベーションとセブンリッチグループの協力のもと、新たなBPO事業をスタートします。同社は、マネーフォワード社が提供するバックオフィス向けSaaS『マネーフォワード クラウド』を基に業務を展開し、バックオフィス業務の効率化を図ります。セブンリッチグループのBPIOはこれまでに100社以上のBPO導入支援を行い、豊富なBPO業務のノウハウがあります。また、マネーフォワードは経理や人事、法務に特化したサービスを40万以上の事業者に提供してきました。これらのリソースを組み合わせることで、地域企業の生産性を向上させたいと考えています。
新会社の概要
CCIForwardの代表取締役社長には、CCイノベーションの前田 拓弥が就任します。新会社は東京都千代田区に本社を構え、2025年の5月に設立される予定です。事業内容にはBPO事業、導入コンサルティングが含まれ、資本金は1億円で、CCイノベーションが72%、マネーフォワードが14%、BPIOが14%の出資比率を持っています。
各社からのコメント
設立に際して、各社の代表者たちがその意義を語っています。株式会社CCイノベーションの社長、菊澤智彦は「CCIForwardの設立は重要な一歩です。この新会社の活動によって地域企業が事業を発展させ、生産性向上に寄与できることを願っています」とコメントしています。
セブンリッチグループの代表、服部俊介も「この新しいパートナーシップは、企業がよりスムーズに成長できる環境を整えるためのものであり、私たちの知見とノウハウを生かします」と強調しています。そして、マネーフォワードの役員、竹田正信は「当社のクラウドサービスを基盤として、高品質なBPOサービスを提供していくことを大変嬉しく思います。」と期待を寄せています。
まとめ
株式会社CCIForwardの設立は、地域企業やスタートアップが直面する様々な課題に立ち向かうための新たな試みです。今後、地域の生産性向上に大きく貢献できることが期待されます。その活動がどのように展開されていくのか、注目が高まります。