グンゼ株式会社が価格改定を発表
グンゼ株式会社のプラスチックカンパニーは、2026年4月および5月に出荷する製品の価格改定を行うことを発表しました。これは、昨今の中東情勢の緊迫化に伴い、原油およびナフサの調達価格が急激に上昇しているためです。企業はこの影響を受け、原材料メーカーからの価格改定(値上げ)が相次いでおり、対応が急務となっています。
原材料費の高騰が影響
原材料費の高騰は、製造業全体に影響を与える大きな要因です。ここ数年間、グンゼ株式会社は徹底した製造コストの削減や物流の効率化を図ってきましたが、原材料費や物流費、副資材費の上昇が重なり、もはや自社努力だけでは吸収しきれない状況に直面しています。このような厳しい環境を鑑み、製品の品質を維持し、顧客へ安定した供給を続けるためには価格改定が不可避と判断したのです。
価格改定の詳細
以下に、価格改定が適用される主な製品とその価格変更幅、改定時期を示します。
1.
包装用ナイロンフィルム(ヘプタックス)
- 価格改定幅: 1,000円以上/連(15μm換算)
- 改定時期: 2026年4月21日出荷分より
- 主な用途: 食品用途全般
2.
工業用オレフィンシート(ファンクレア)
- 価格改定幅: 現行価格比15%以上
- 改定時期: 2026年4月21日出荷分より
- 主な用途: 工業用途
3.
包装用ナイロンチューブ(ピュアラップ)
- 価格改定幅: 現行価格比30%以上
- 改定時期: 2026年5月1日出荷分より
- 主な用途: 食品用途全般
4.
ラベル用収縮フィルム(ファンシーラップ、GEOPLAS)
- 価格改定幅:
- PS: 120円/Kg
- ハイブリッドスチレン: 105円/Kg
- PET: 80円/Kg
- オレフィン: 120円/Kg
- 改定時期: 2026年5月1日出荷分より
- 主な用途: 飲料、食品用ラベル
(※「連」とは、500mm幅×1000mの500㎡当たりを指します。)
今後の展望
グンゼ株式会社は、価格改定により得られる資金をもとに、今後も高品質な製品の提供を続ける方針です。安定した原材料の調達と品質管理を徹底し、顧客からの信頼を守り続けることを目指します。これからも皆様にご満足いただける製品を提供できるよう努力してまいります。