二周年イベントの魅力
2025-04-02 12:56:25

永守コレクションギャラリー二周年記念イベントの魅力を探る

永守コレクションギャラリー二周年記念イベント



2025年3月27日、永守コレクションギャラリーは開館二周年を迎え、特別なイベントが開催されました。世界的に評価されるアンティークオルゴールやからくり人形、合計約350点もの貴重なコレクションを有するこのギャラリーは、そのロマン溢れる収蔵品で来場者を魅了しています。

スペシャルトークショーの開催



イベントでは、ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏と、永守文化記念財団の代表理事・永守重信氏によるスペシャルトークショーが行われました。テーマは「100年以上の時を超えて今に受け継ぎ次世代に継承する“ファッション”と“技術”」。

永守氏は、自身の幼少期にオルゴールを通して得た経験を語り、アナログな音楽体験が多くの人々にとって重要であると強調しました。デジタルが主流となった現代において、オルゴールの持つ癒しの音色をもっと多くの人に知ってもらいたいという願いを表明しました。

一方、コシノ氏は自身のパリコレクション参加を振り返り、日本文化の素晴らしさを再確認したと述べ、「本物に触れることは大切であり、好きなことを見つけることが人生の中で非常に重要だ」と話し、次世代に向けエールを送りました。

リプロダクション事業の紹介



トークショーの後、永守氏は「リプロダクション事業」についての情報を提供しました。この事業は、オートマタの精巧な機構や美術的な価値を持つ人形・衣装を未来へつなげるための取り組みです。特に、当日披露された「ワルツを踊る少女」はその精密さに来場者たちから驚きの声が上がりました。

春の特別展「ラヂオの詩」



さらに、永守コレクションギャラリーでは、2025年3月21日から5月27日の間、「ラヂオの詩~谷川俊太郎コレクション~」という春の特別展も開催されています。この企画展は、詩人・谷川俊太郎氏をテーマにしたもので、ラジオ放送開始100周年を記念したコレクションです。

音楽再生の歴史を辿るオルゴールや蓄音機、ラジオなどの個性的なデザインの品々が展示されています。また、関連イベントとしてピアノコンサートや特別展ギャラリートーク、ラジオのデザインワークショップなども用意されており、来場者が楽しく参加できる内容になっています。

永守文化記念財団への期待



公益財団法人永守文化記念財団は、オルゴールやその関連技術の重要性を広く知らしめるため2016年に設立されました。2023年に開館した永守コレクションギャラリーは、音楽史や美術史において貴重な347点のコレクションを所蔵しています。ガイドツアーを通じて実演を実際に見ることができる体験型の施設としても人気があります。

これらのイベントや活動を通じて、永守コレクションギャラリーは音楽の持つ力や、文化を次世代に受け継ぐ大切さを発信し続けています。ぜひ、未来を担う世代に向けて、豊かな文化体験を提供するこのギャラリーを訪れてみてはいかがでしょうか。


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