ロンドン新オフィス計画
2025-12-23 10:55:27

ロンドンの125 Shaftesbury Avenueでの新オフィス改修プロジェクトが始動

ロンドンの新しいオフィス再生プロジェクトか始まる



三菱地所と東京建物、東光電気工事、芙蓉総合リース、EDGE社の5社が共同で進める「125 Shaftesbury Avenue」の大規模改修プロジェクトがいよいよ始動します。このプロジェクトは、2023年に両社が取得した1982年竣工のオフィスビルを対象に、徹底的な改修を行うもので、地域の商業エリアであるSohoやCovent Gardenに近接し、便利な立地を活かした新しいオフィススペースが誕生します。

物件概要


本計画では、総事業費約550百万ポンド(約1,045億円)をかけ、2026年夏から着工し、2028年に完成を予定しています。既存の躯体を約75%再利用し、ビルのフロアプレートを効率化するために二層の増築と既存アトリウム部分の拡張が行われます。また、かつて繋がっていたOld Compton StreetとNew Compton Streetを結ぶ新たな通路が設けられ、地域の活性化にも寄与する予定です。

環境への配慮


プロジェクトは環境配慮型オフィス開発に注力しており、EDGE社との協業によって躯体の活用、資材の再利用、省エネ性の高いファサードの更新、再生可能エネルギーの導入が進められます。さらに、BREEAM OutstandingやEPC A、WELL Platinumなどの認証取得を目指し、持続可能な開発を推進します。

地域コミュニティとの連携


改修後のビルには、オフィスエントランスや商業区画、起業家支援のためのアフォーダブルオフィスも設置される予定です。地元のコミュニティとの連携が重視され、地域の賑わいを生み出すことを目的としています。このように、ただのオフィスビルの再生ではなく、地域全体の発展を視野に入れた取り組みが行われるのです。

参加各社のビジョン


  • - 三菱地所株式会社: 国内外で培った他のプロジェクトでの知見を生かし、事業拡大を目指します。
  • - 東京建物株式会社: 海外ビジネスの強化に取り組み、持続可能性への配慮を重視しています。
  • - 東光電気工事株式会社: グローバルな視点を持ち、環境と技術を融合したビジネスの拡大を狙います。
  • - 芙蓉総合リース株式会社: CSVの実現を通じて、社会課題解決と企業の成長を図ります。

このプロジェクトは、ロンドンの不動産市場に新たな息吹を吹き込み、未来のオフィスの在り方を示すものとされています。もちろん、完成後には多くのビジネスチャンスが期待されており、地域経済にも大きな影響を及ぼすでしょう。ロンドンの125 Shaftesbury Avenueの変貌に、ぜひご注目ください。


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