2024年関西版「借りて住んだ&買って住んだ街の住みここちランキング」発表
大東建託株式会社が実施した「借りて住んだ&買って住んだ街の住みここちランキング2024」の関西版が発表されました。この調査は、居住満足度を測るための大規模なもので、日本全国の関西エリアに特化した結果がまとめられています。本記事では、調査の概要やランキングの詳細をお伝えします。
調査の背景と方法
このランキングの調査は、株式会社マクロミルの協力のもと、2020年から2024年の5年間にわたるデータを基にしています。今回の集計は、関西地域に居住する20歳以上の男女を対象にしたもので、回答者数は合計で144,732名にのぼります。調査手法はインターネットを通じて行われ、参加者は男女問わず年齢制限も設けていません。
住みここちランキングの結果
借りて住んだ街(駅)のランキング
1位に輝いたのは、京都市北区の北山です。前年の16位から大幅に飛躍し、親しみやすさや静かさ治安などで高評価を得ています。次いで、大阪市天王寺区の四天王寺前夕陽ケ丘が2位に、兵庫県宝塚市の中山観音が3位となりました。特に中山観音は、昨年15位からの大幅な順位上昇を記録しました。
借りて住んだ街(自治体)のランキング
自治体部門では、兵庫県芦屋市がランキングの1位を獲得しました。昨年と変わらずトップに立ち、行政サービスの評価が高いのが特徴です。2位は大阪市天王寺区、3位は奈良県北葛城郡王寺町が続き、いずれも安定した評価を受けています。
買って住んだ街(駅)のランキング
持ち家の住みここちでは、京都市中京区の丸太町が連続で1位をキープしています。2位は兵庫県西宮市の苦楽園口、3位は神戸市灘区の新在家です。特に新在家は、生活利便性の観点で高い評価を得ており、家賃や物価の面でも好評です。
買って住んだ街(自治体)のランキング
この部門では、大阪市中央区が3年連続で首位を維持しました。兵庫県芦屋市や大阪市天王寺区も高評価で、住みここちが良いとされる自治体が揃い踏みです。
借りた街と買った街の違い
調査によれば、「借りて住んだ街」は都市部が上位に入っている一方で、「買って住んだ街」には郊外の静かな地域もランクインしています。特に、結婚し子どもがいる世帯は郊外を好む傾向にあり、この違いがランキングに反映されています。
まとめ
「住みここちランキング」は、地域ごとの住環境を可視化し、今後の住まい選びに向けた重要な指標となるでしょう。特に今回の結果は、関西での住居選びや街の魅力を再確認する良い機会となるはずです。今後の動向にも注目です。詳細データは
こちらからご覧いただけます。