きゃりーぱみゅぱみゅ、出産後初のワンマンライブでファンと感動の再会

きゃりーぱみゅぱみゅ、出産後初のワンマンライブにファンが熱狂

2023年10月25日、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて、きゃりーぱみゅぱみゅが出産後初のワンマンライブ「dreamin dreamin」を開催しました。この特別なライブは、彼女が妊娠中に体験した喜びと不安をテーマにした内容となっており、多くのファンが彼女の帰還を心待ちにしていました。

出産を経ての彼女の成長

きゃりーは昨年、第一子を出産し、その経験を経て音楽やパフォーマンスに新たな感情をもたらしています。彼女は、出産前の様々な思い出を振り返りながら、ステージに立つという新たな形のパフォーマンスを展開しました。開演前から「きゃりーコール」が響き渡り、開場は高揚感に包まれます。

「dreamin dreamin」との出会い

ライブの幕開けには、妊娠中に聴いて勇気をもらったというCAPSULEの楽曲「dreamin dreamin」が選ばれました。彼女自身のリクエストにより、プロデューサーの中田ヤスタカが特別にカバーしたこの楽曲は、彼女にとって特別な意味を持つもので、ファンとの心の距離も一層縮まりました。衣装はネグリジェ風で、彼女のデビュー当初を彷彿とさせました。

ダンスパフォーマンスも圧巻で、妊娠の新しい感情を体現する赤い衣装のダンサーたちがステージを彩り、観客の目を引きました。さらに、キャラクターたちが登場し、「コスメティックコースター」を演じるなど、会場は次第に熱気を帯びていきます。

多彩なパフォーマンス

「つけまつける」に続き、「キズナミ」などの人気曲が披露されると、ファンとの一体感が生まれました。MCの中で、彼女は妊娠中の不安や切迫流産の経験についても言及し、感情を共有しました。それがファンとの深い絆を生む一助となりました。

また、ライブでは「OEDOEDO」も特別に披露され、ファンの歓声が会場を満たしました。彼女がこれまでに経験した全ての感情が、パフォーマンスに込められているようでした。ライブはジェットコースターのような曲感の連続で、観客を楽しませ続けました。

続いて、エプロン姿の新衣装で再登場したきゃりーは「キャンディーレーサー」と「み」、「ふりそでーしょん」を披露し、会場の温度を一気に上昇させました。特に、互いに手を挙げ合いながら盛り上がる姿には、彼女と観客の絆が強く感じられました。

そして感動のフィナーレへ

ライブのラストでは「おやすみ」で締めくくり、ベッドに戻るきゃりーの姿が印象的でした。観客はその美しいフィナーレに大きな拍手を送り、彼女の成長を見守ったかのようでした。アンコールでは、デビュー初期を彷彿させるうさ耳衣装で再登場し、デビュー曲「PONPONPON」を披露。歴史を感じさせる瞬間でした。

最終的には「ファミリーパーティー」で会場を盛り上げ、ファンとの時間を大切にする姿勢は多くの人に感動を与えました。今回のライブで披露された新曲「dreamin dreamin」は、10月26日から配信される予定です。きゃりーぱみゅぱみゅのこの日のパフォーマンスは、彼女自身が新たなスタートを切った瞬間となりました。次なる活躍にも期待が寄せられています。