植物と戦後の記憶
2025-08-08 11:14:47

戦後80年の記憶を植物で紡ぐ、表参道の特別企画展とトークイベント

植物から考える戦後の記憶



2025年8月11日、東京・表参道のYUGEN Galleryで開催される特別企画展「ひろしま みどりとりどり」が注目を浴びています。この展覧会は戦後80年の節目を迎えた広島の土地と植物に関連し、被爆地であった広島の植生の変遷を探求します。

展覧会の概要



YUGEN Galleryでは、広島をテーマにしたアート展が開催されます。展覧会のコンセプトは、80年の時を経て広島が迎える緑豊かな未来を考察し、来場者に「記憶」とどのように向き合うべきかを問いかけるものです。美術作家の菅亮平氏がモデレーターとして参加し、出展作家たちによるトークイベントも開催されます。

引き続き、8月11日18:30からは「植物から考える、1945年8月との距離感」というテーマでオンライントークイベントも予定されています。このトークは、戦争の影響と現代社会におけるその記憶について深く掘り下げられます。特別な視点から戦後の過去と、現在の感性を融合させた新たな対話が展開されることが期待されます。

トークイベントの詳細



開催日程 内容
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日時 2025年8月11日(月・祝)18:30~(約90分予定)
形式 YouTube Live(無料/申込不要)
登壇者 菅亮平(モデレーター)、徳本萌子、渡辺真悠、高松明日香、有田大貴(出展作家)

トークイベントの視聴は無料で、誰でも参加可能です。配信URLはこちら

出展作家のプロフィール



出展作家の中には、広島を拠点に活動する作家も多く、この展覧会を通じて彼らの視点から見る広島の現在と過去に触れることができます。例えば、徳本萌子氏は「渡り鳥の地図」という作品で葉っぱを縫い合わせることで、都市の環境や生態系を表現します。また、渡辺真悠氏は、広島で撮影した植物の写真を使用して新たな状況を作り出すコラージュ作品を展示します。

高松明日香氏は、元々の風景が失われた場面を描くことで、都市の経済活動と植物の成長を照らし合わせます。有田大貴氏は、降り注いだ「黒い雨」を題材にし、その影響を作品として表現します。それぞれの作家が、「過去を思い描く」ことの可能性について示唆を与えてくれます。

YUGEN Galleryの意義



YUGEN Galleryは現代アートに特化したギャラリーで、アーティストの表現をサポートするために設立されました。ここでは、現代アート作品を通じて、様々な議論が生まれることを目指しています。この特別企画展もその一環として、日本の近代化や戦争に対する様々な視点を提示する重要な機会です。

まとめ



「ひろしま みどりとりどり」は、単なるアート展に留まらず、戦後80年の歴史と記憶を我々に問いかける特別なプロジェクトです。ぜひ、オンラインでも多くの方にこの貴重なイベントに参加していただき、広島の歴史に触れる機会を楽しんでいただければと思います。また、現代アートに触れることで、新たな視点を得るきっかけになれば幸いです。


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