ラブグラフが始めた新たな試み
株式会社ラブグラフが展開する出張撮影サービス「Lovegraph」では、特別なフォトグラファー認定制度「発達凸凹フレンドリー認定」を開始しました。この制度は、特性を持つお子さまを撮影する際の不安を軽減し、より多くの家族が幸せな瞬間を写真として残せることを目的としています。
新たな認定制度について
「発達凸凹フレンドリー認定」とは、発達において様々な特性を持つお子さまに対して、理解を深めているカメラマンを認定する制度です。特に、お子さまが新しい環境や長時間じっとすることが苦手な場合、保護者は「撮影中にパニックを起こしてしまったらどうしよう」と不安になることが多いです。この不安を少しでも和らげるために、ラブグラフはこの制度を導入しました。
カメラマンは、一般社団法人まなびぱれっとが提供する独自の教材を用いた研修を受け、認定試験に合格することで「発達凸凹フレンドリーバッジ」を授与されます。これにより、家庭は安心して撮影を依頼できるようになります。
実際の体験談
実際に「発達凸凹フレンドリー認定」を受けたフォトグラファー、えみゅうさんに撮影を依頼したご家庭の声が届いています。5歳の息子が自閉スペクトラム症を持ち、スタジオ撮影が難しいかもしれないという不安を抱えていたこの家族は、えみゅうさんとの出会いによってその気持ちが軽くなりました。撮影中、えみゅうさんは息子の自然な笑顔や仕草を引き出し、ぐずってしまったときでも柔軟に対応してくれたため、安心して撮影を任せられたとのこと。兄弟写真や親子の自然なやりとりを捉えた写真は、今ではかけがえのない宝物だと語られています。
監修者からのメッセージ
この認定制度の概要を監修した一般社団法人まなびぱれっとの小泉志信氏は、特別支援教育の重要性を強調し、発達に凸凹のあるお子さまが安心して自己表現できる環境を提供すること、そして、その瞬間を写真として残す意義について話しています。写真が未来への大切な記録となることを信じ、より多くの子どもたちとその家族が素晴らしい体験を得られることを願っています。
ラブグラフの今後の展望
ラブグラフでは、すでに「発達凸凹フレンドリー認定」を取得したカメラマンが200名を超え、さらなる研修を重ねています。将来的には、これらのサービスを全国に展開し、不安を抱える家庭に対しても、より充実した撮影サービスを提供できるよう努めていきます。
出張撮影サービス「Lovegraph」は、誕生日や記念日、七五三やお宮参りといった様々なシーンに対応し、これまでに累計160,000組の撮影実績を持つ人気サービスです。今後も、子どもたちや家族の大切な瞬間を共有し、思い出に残る体験を提供していく魅力ある試みが続くことでしょう。これからの活動にますます注目です。