岡山大学が実施した小学生向け工作実験教室
2025年7月31日、国立大学法人岡山大学の総合技術部は岡山市男女共同参画社会推進センター「さんかく岡山」と連携し、小学生を対象にした工作実験教室を開催しました。このイベントは「ドキドキ☆作って発見!わくわく科学工作ラボ」というテーマのもと、17名の小学校高学年の児童とその家族が参加しました。
実験の内容
参加者たちは、ペットボトル万華鏡やクロマトアートでしおりを作る入浴剤の3つのテーマに分かれて、グループで順番に体験を行いました。各ブースでは、講師たちが熱心に説明を行い、子供たちもその説明をしっかりと聞き取っていました。友達と相談しながら真剣に取り組む姿には、科学への興味や探求心が伺えました。
特に印象的だったのは、自分で作った作品を家族に見せるときの子供たちの誇らしげな様子です。お互いの作品を見せ合いながら、実験を通じて達成感や喜びを共有する姿は、こちらまで笑顔にさせてくれました。
アンケート結果からの洞察
イベント終了後には、参加者にアンケートを実施し、子どもたちの興味や要望を収集しました。「次回はこれをやってみたい」といった意見が多く寄せられ、地域での今後の出前実験企画の参考になる有益な声が集まりました。これは、岡山大学にとって次世代を担う子どもたちの科学への興味を育む重要なフィードバックです。
岡山大学からのコメント
このイベントに参加した岡山大学技術副総監で総合技術部本部長の佐藤法仁副理事は、「子どもたちの“実験心”をくすぐり、ワクワクドキドキを体感できる出前実験は、人材育成において間違いなく必要なものです」とコメントしました。そして、地域に根ざした科学教育の重要性を再認識しました。
科学の楽しさを広げる活動
岡山大学の総合技術部は、地域貢献や科学啓発活動を精力的に行っています。特に、次世代を担う子どもたちが科学に親しみやすい環境を作ることに力を入れており、さまざまなテーマを通じて楽しみながら学べる場を提供しています。今回のような企画は、今後も継続して展開される予定です。
地域中核の特色ある研究大学としてさらに発展を目指す岡山大学。その取り組みに、今後も期待が寄せられます。
詳しくは岡山大学の公式ウェブサイトや関連リンクをご参照ください。