新スポーツFC11と復興
2025-11-05 20:56:29

能登で誕生した新スポーツ「FC11」と復興の取り組み

能登で誕生した新スポーツ「FC11」と復興の取り組み



2025年11月1日と2日に石川県能登町で開催された「LOVE FOR NOTO Song of the Earth 2025」が注目を集めています。このイベントは、一般社団法人LOVE FOR NIPPONの主催で行われ、震災後の復興と地域に根ざした新しいスポーツの創出が目指されています。

地元住民と共に復興を支援



内浦総合運動公園は津波の影響で未だその傷跡が色濃く残っていましたが、地元住民や支援者が力を合わせて清掃・復旧作業を行うことで、イベントの準備が進められました。約400名の来場者が集まり、ライブやトーク、物産展、ワークショップが行われました。さらには、雨が降る中でも、来場者が能登への想いや願いを込めたキャンドルを灯す「キャンドルナイト」も開催されました。

CANDLE JUNEの代表は「一緒に汗をかくことで絆を深められる」と述べ、様々な活動を通じて人々のつながりを感じることの重要性を強調しました。福祉や地域再生のための新たな取り組みを生み出すイベントとなるよう、参加者の声を大事にしながら進められています。

新スポーツ「FC11」の誕生



イベント中には、能登町で新たに誕生したスポーツ「FC11(FULL COURT11)」の初回大会が行われました。この個人戦サッカーは、11分間で11点を目指すルールで、少子化が進む地域でも気軽に参加できるスポーツとして設計されています。また、ゴールネットには漁網を使用するなど、地域資源を活かした工夫が施されています。

この大会は、新感覚のスポーツとして多くの人々を魅了し、地域活性化の新たな糸口と位置付けられています。中学生プレーヤーたちも参戦し、堂々としたプレーを披露しました。来年には全国大会の実施も予定されており、能登をスポーツの聖地として確立することを目指しています。

継続的な取り組みと未来への希望



「LOVE FOR NOTO」プロジェクトは、震災から20年を迎える中で、地域の支援と交流を深める重要な役割を担っています。今回のシンポジウムでは、参加者たちが今後の地域づくりや災害への備えについて語り合い、多様な意見が交わされました。様々な立場の人々が集まり、次世代への知恵を伝える活動が続けられています。

今後も能登での活動は続き、月命日のキャンドルナイトや全国大会などのイベントが予定されています。また、2026年には東京代々木公園で「LOVE FOR NOTO Song of the Earth 2026」の開催も決定しており、より多くの人々に能登のリアルな状況や復興の道のりを伝えることが期待されています。

まとめ



能登町での「LOVE FOR NOTO Song of the Earth 2025」は、地域住民と支援者が協力し、新しいスポーツや復興活動を通じて未来の可能性を広げる機会となりました。このイベントが新たな希望の象徴となり、能登の魅力と復興の力を全国に広げていくことが期待されています。


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