次世代経営者育成塾が誕生
ビジネス・ブレークスルー大学(BBT大学)とスーパーマーケット「ロピア」を運営するOICグループが共同で、次世代の経営者を育成するための「社長100人プロジェクト~経営者育成塾」を立ち上げました。本プログラムは、参加者に必要なスキルや哲学を教えるオーダーメイド型教育プログラムであり、特に「構想力」の強化が重視されています。
構想力とは?
構想力は、企業の将来をリードするために欠かせない要素です。それは「見えないものを見る力」や「ゼロから1を生み出す力」として定義されます。この力を身につけることで、参加者は未来を見通し、実行可能なプランを策定するスキルを得ることができます。
プログラムの特徴
この育成塾では、20代から30代の若手社員を主なターゲットに、次の3つの基礎力をトレーニングします:
1.
問題発見・解決力
経営課題を把握し、ロジカルに解決する能力を養います。
2.
経営者的思考力
企業全体を俯瞰し、部門横断的に考える力を鍛えます。
3.
業種横断的思考力
異なる業界の原理や原則を応用する柔軟な思考力を鍛えます。
これらの基礎力をもとに、段階的に構想力を養うプログラム内容が構築されています。
具体的なプログラム内容
参加者は2年間にわたって、以下のような内容で学びます:
- - オンデマンド式の講義と月1回の対面研修
- - 集中合宿でのマーケティング理論や経営スキルの習得
- - OICグループの実際の企業事例を用いたケーススタディ
- - 実務に直結する課題解決を通じた実践的な学び
このプログラムを経て修了生は、OICグループ内の新会社やM&A企業で中核となる役割を担うことが期待されています。
メッセージ・目的
Aoba-BBTの取締役副社長でBBT大学教授の政元竜彦氏は、次世代を担うリーダーの育成が日本発の重要な試みであると語ります。マーケティングから実践的ビジネススキル、さらには課題解決に至るまで、即戦力となるリーダーを育てるために、全力で取り組む意向を示しました。
OICグループの成り立ちと未来へのビジョン
OICグループは1971年に精肉専門店から始まり、その後スーパーマーケットへと成長しました。現在は、生産や製造、貿易、外食産業など幅広い業務を展開し、2031年度までに売上高2兆円を目指しています。この挑戦に向け、質の高い経営者の育成は欠かせません。
Aoba-BBTの教育理念
Aoba-BBTは1998年の設立以来、「世界で活躍するリーダーの育成」という理念のもと多様な教育プログラムを提供しています。固定概念にとらわれない革新的な教育手法を用い、ビジネスプロフェッショナルや学生が持続的に成長できる環境を整えています。
この新たな取り組みにより、OICグループとAoba-BBTは共に未来のビジネスシーンにおいて重要な役割を果たすことを目指します。