研究者の挑戦を支援する「AlphaDrive × academist Grant」が始動
株式会社アルファドライブとアカデミストが共同で、新たな研究支援プログラム「AlphaDrive × academist Grant」を開始しました。この取り組みは、研究者が自らの成果を社会に実装するための強力なサポートを提供することを目的としています。
プログラムの背景
アルファドライブのR&D Incubation Centerは、「全ての研究が社会にインパクトを与える世界」を目指しており、研究成果の事業化を支援してきました。一方、アカデミストもこれまでに数々の基礎研究助成プログラムを行ってきました。この度のコラボレーションは、従来の取り組みをさらに進化させた形で、最大400万円の助成金や1年間のメンタリングが提供されるものです。
自らの研究を通じて、災害復興や熱電材料、創薬、昆虫資源、動物医療といったさまざまな社会課題に挑む機会を得ることができるのです。このプログラムは、大学や研究機関に所属する研究者や大学院生、大学生を対象にしています。
募集の詳細
「AlphaDrive × academist Grant」の募集は2026年1月27日から3月13日まで行います。この期間中に応募した研究者の中から最大4名が選ばれます。助成金は最大400万円で、成長を促すためのメンタリングも受けることができます。採択者は2026年4月中旬に発表される予定です。
応募条件
- - 対象者: 大学・研究機関に所属する研究者、大学院生、大学生、独立系研究者
- - 応募条件: 社会課題を解決するための基礎研究を行っていること
- - 対象分野: すべての研究分野
オンラインイベントの開催
また、12月11日にはオンラインイベント「企業はいま、どんな研究者と協働したいのか」が開催されます。アルファドライブ代表の麻生要一氏とアカデミスト代表の柴藤亮介氏による対談が行われ、企業のニーズや研究者に求められる姿勢について深く掘り下げます。このイベントは、研究の社会実装に関心を持つ研究者や大学院生にとって貴重な機会となるでしょう。
麻生要一 CEOのコメント
アルファドライブの麻生 CEOは、「日本の研究には無限の可能性が眠っている。『AlphaDrive × academist Grant』は、研究を実際に社会に届けるための第一歩として位置づけている」と述べ、資金提供に留まらない伴走支援の重要性を強調しました。彼は、研究者が未来の創造者となることを目指し、新たな産業や価値を生み出すための助力を惜しまない意向を示しました。
アルファドライブとアカデミストについて
アルファドライブは、「人の可能性をひらく」を企業理念に掲げ、R&D部門での経験を生かして人材育成や事業創出に取り組んでいます。一方、アカデミストは、日本初の学術系クラウドファンディングサイトを運営し、研究者が自ら情報発信しリソースを循環させる新しい形のアカデミアを目指しています。
まとめ
今回の「AlphaDrive × academist Grant」は、研究者が社会課題に取り組むための大きな舞台を提供します。皆さんの挑戦が新たな価値を生み出すことを期待して、ぜひ応募を検討してみてはいかがでしょうか。詳細は特設サイトでご確認ください。