BIPROGYと金沢市の連携協定
BIPROGYは金沢市と共に、文化振興に向けた新たな取り組みを進めるための連携協定を締結しました。この協定は、金沢市が掲げる「世界に誇る伝統と創造の文化が息づくまち」というビジョンを実現するためのものです。協定の内容や背景、具体的な取り組みを詳しく見ていきましょう。
文化振興に向けた背景
2024年には石川県の外国人観光客数が227万人を超え、かつてないほどの賑わいを見せます。北陸新幹線の開業から10年がたち、金沢市は観光地としての魅力をさらに高めています。それに伴い、金沢市は「未来を拓く世界の共創文化都市」という目標を掲げ、文化振興施策に力を入れています。BIPROGYはこの流れに合わせて、地域の文化的資源を最大限に活用した様々な取り組みを展開してきました。
連携協定の概要
締結日
目的
- - 相互に連携及び協力を行い、文化振興に向けた取り組みを進める。
連携事項
1. 文化振興事業の推進
2. 新しい文化体験の創出
3. 民間事業者との協力によるイベント開催の推進
具体的な取り組みの紹介
文化振興イベント
BIPROGYは「金沢アカペラ・タウン2025」や「全国学生大茶会2025」などのイベントに協賛し、アニメ「うたごえはミルフィーユ」とのコラボ企画を実施します。これにより、若者層の参加を促し、文化体験を活性化させることを目指しています。特別ステージやスタンプラリー企画、グッズ販売といった多彩な企画が盛り込まれています。
地域アプリ「い~じ~金沢パス」
金沢市民向けに新たな地域アプリ「い~じ~金沢パス」を提供し、まちなか消費や公共交通の利用促進に寄与しています。これは、文化振興の一環として、地域住民と観光客の行動変容を促す重要なツールです。
フードロス削減の取り組み
金沢市民芸術村には、フードロス削減を目的としたサステナ無人販売機「ZERO BOX」が設置されています。この自販機は、金沢市の文化事業をPRしながら、持続可能な社会の実現に貢献します。
今後の展望
BIPROGYは地域の文化アセットを活用し、金沢市と協力して多様な文化振興施策を展開していく予定です。また、デジタル技術を駆使した地域活性化も推進し、地域の課題解決と新しい価値の創出に力を入れていきます。金沢市との連携を通じて、持続可能な社会の実現へ向けての一層の努力が期待されます。
まとめ
BIPROGYと金沢市の連携協定は、地域文化の振興と観光活性化に寄与することが期待されています。今後のプロジェクトは、地域住民や観光客にとって重要な文化体験の場を提供するための重要なステップとなることでしょう。