DGDVの新たな出資
2025-06-30 14:52:56

DGDVが銀行口座間決済サービス「Jamm」に出資、デジタル決済の未来を切り開く!

銀行口座間でのスムーズな取引を実現するJamm



近年、デジタル決済の需要が高まる中、DG Daiwa Ventures(DGDV)が株式会社Jammにシードラウンドで出資したというニュースが広まりました。Jammは、銀行口座から直接オンライン決済が行えるAtoA(Account-to-Account)決済サービスを提供しており、その利便性と革新性から注目を集めています。

Jammの特徴と利点


Jammの最大の利点は、ウォレットや事前のチャージが不要という点です。初回登録はわずか3分程度で完了し、決済も迅速に行える滑らかなユーザーエクスペリエンスを実現しています。現在、三井住友銀行や三菱UFJ銀行、みずほ銀行など、300以上の銀行口座と連携しており、全国の金融機関を網羅しています。

特に、最新の犯収法に準拠した本人確認の2方式(ヘ方式、ワ方式)を採用することで、高いセキュリティ水準も確保されています。このような取り組みが、消費者の安心感を高め、幅広い利用が促される一因となるでしょう。

海外の状況と日本市場のニーズ


オープンバンキングが世界中で進展し、銀行データ連携の規制緩和が進む中、AtoA決済サービスは急成長を遂げています。特に多数のユニコーン企業が誕生していることからも、需要の高まりは明らかです。日本においても、手軽かつ安全な口座間取引へのニーズが日々高まっています。

Jammが提供するデジタル現金払いのソリューションは、消費者及びEC事業者に対して大きな便益とコスト削減を実現することが期待されています。DGDVもこの技術を高く評価しており、今後の市場におけるスタンダードとなる可能性を見出しています。

今後の展望


今後、DGDVはJammと共にさらなる金融機関との連携を強化し、加盟店ネットワークの拡大を促進していきます。最終的には、口座間決済市場での国内のリーディングプレーヤーとしての地位を確立することを目指しています。

さらに、2025年7月3日に京都で行われるIVS 2025のサイドイベントでは、JammとDGDVが共催するスタートアップCxO交流会の開催も決定しています。この交流会は、業界内でのネットワーキングを促進し、将来のビジネスチャンスの拡大を図る貴重な場となるでしょう。

DGDVについて


DGDVは、東京を拠点とするベンチャーキャピタルで、シード及びアーリーステージのスタートアップへの投資を行っています。日本を基盤にしながらも、北米やその他地域のトップ投資家との連携を強化し、AIやセキュリティなどの最先端技術に幅広く投資しています。DGDVの使命は、スタートアップエコシステムを変革し、日本とグローバルなギャップを埋める架け橋となることです。

この出資がもたらす未来への期待は大きく、Jammは日本のデジタル決済市場で新たな風を吹き込む存在となることでしょう。


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