未上場株式ファンド
2025-10-10 08:27:09

アセットマネジメントOneが国内未上場株式向けの新ファンドを発表

未上場株式に新たな投資機会が登場



アセットマネジメントOne株式会社は、国内の未上場株式に直接投資を行う新しいパイロットファンドの設立を発表しました。これは、ファンドを通じて未上場株式を組み入れ、より多様な投資機会を投資家に提供することを目的としています。

この新しいファンドでは、外部のファンドを通さずにマザーファンドを介して未上場株式にアクセスできるようになります。これにより、運用や公正価値の評価、オペレーションなどに関する多様な知見を蓄積可能で、より良い投資判断を実現することが期待されます。

特に、政府が2022年に発表した「スタートアップ育成5か年計画」のもと、スタートアップ企業などへの成長資金の供給促進が謳われています。その一環として、2023年には公募投資信託における未上場株式の組入れルールが改正され、より多くの資金が未上場企業に流れる環境が整いました。

未上場企業への直接投資を行うこのファンドは、スタートアップ企業が直面する「小粒上場」や「死の谷」といった問題の解消に寄与することが期待されています。これにより、上場の際に時価総額が小さく上場するリスクや、上場後に追加資金の調達が困難になる状況を改善する助けとなります。

アセットマネジメントOneは、「投資の力で未来をはぐくむ」という企業理念のもと、これからも投資家のニーズに応える新たな機会を提供し、資産の形成と日本経済の持続的発展に寄与することを目指します。

投資信託のリスクと費用


新しい投資ファンドに参加する際には、リスクと費用が伴います。投資信託は株式や債券などの値動きのある有価証券に投資を行うため、市場環境の変動や信用状況の影響で価値が変動します。このため、元本保証はなく、場合によっては投資元本を割り込む可能性があります。

さらに、投資家には以下の費用がかかります:
  • - 購入時手数料:最大3.85%(税込)
  • - 換金手数料:換金の条件によって変動
  • - 信託財産留保額:最大0.5%

これらの手数料は投資家が直接負担するもので、信託財産から間接的に負担する運用管理費用も存在します。投資信託を選ぶ際は、投資信託説明書をしっかりと読み、しっかりと理解してから申し込みを行うことが重要です。

アセットマネジメントOneについて


アセットマネジメントOneは、2016年に設立された資産運用会社で、運用資産残高は約72兆円に達する国内屈指の規模を誇ります。個人投資家や機関投資家のニーズに応じて多様な運用戦略を提供し、今後も市場における競争力を維持・向上していくことを目指しています。公式ウェブサイトでは詳細な情報を提供しているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。


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