脱炭素計画を効率的に策定する『Green AI』が省エネ大賞特別賞受賞

脱炭素を効率化するシステム『Green AI』が省エネ大賞受賞

株式会社Green AI（東京都千代田区、代表取締役：鈴木慎太郎）が提供する脱炭素計画策定システム『Green AI』が、2025年度省エネ大賞の製品・ビジネスモデル部門で審査委員会特別賞を受賞しました。この受賞により、環境に優しい取り組みがさらに一歩進んだことが確認されました。

受賞の背景

『Green AI』は、AI技術と最適化アルゴリズムを駆使し、5,000件以上の脱炭素・省エネ施策データを基に効率的な削減計画を5分で立案できる画期的なシステムです。省エネルギーだけでなく、コスト削減への実効性も評価され、環境省の令和6年度環境スタートアップ大賞に続く受賞となりました。

このシステムは、企業が保有するエネルギーや設備、排出量のデータをもとに設計されており、専門知識がない企業でも取り組みやすくなっています。これまでは専門人材が必要だった脱炭素計画策定が大幅に効率化され、実行性の高い高ROIの施策が提示されるため、多くの企業が脱炭素を推進できる環境が整いつつあります。

具体的な機能と効能

脱炭素計画の立案

『Green AI』は、データ入力後わずか5分で計画を立てられるため、企業の迅速な対応が可能になります。これにより、プランニング時間を大幅に短縮し、より多くの企業が短期間で脱炭素への第一歩を踏み出せる段階にあります。

PDCA機能

また、各拠点でのエネルギー削減を継続的に管理するPDCA機能も搭載しており、実行からモニタリング、改善までのサイクルが簡単に回せるようになっています。これにより、長期的なエネルギー効率の向上が期待できます。

脱炭素の将来へ向けたビジョン

当社は、CO2削減とコスト削減を共に実現することで、脱炭素への取り組みが広がると確信しています。省エネルギーは投資回収期間が短く、実際に数カ月以内に成果を得られる施策も豊富にあります。これにより、企業は費用対効果を重視しつつ、環境への配慮も兼ね備えた取り組みを進めていくことができるのです。

日本の省エネルギー技術とノウハウは世界においても高く評価されており、当社はこの知識をデータベース化し、誰もが活用できる形で提供することを目指しています。また、日本の省エネベンダーと海外ユーザーをつなぐことで、国際的な脱炭素推進にも寄与していきます。