エス・テー・デュポンのLIGNE 1:伝説の再誕生
フランスのラグジュアリーブランド、S.T. Dupontが誇る伝説的なライター「LIGNE 1」が2025年11月22日に待望の復活を遂げます。このモデルは、かつてジャクリーン・ケネディが愛用していたことでも知られ、時代を超えたスタイルと優雅さを兼ね備えた逸品です。
1960年代から続く格式ある魅力
1960年代、S.T. Dupontはラグジュアリーライターの概念を世に送り出し、LIGNE 1は瞬く間に「格式ある外交ギフト」として名を馳せました。特に、フランス文化相アンドレ・マルローがジャクリーン・ケネディに贈った特別なモデルには、ゴールドプレートに控えめに刻まれた「J」のイニシャルがあり、彼女にとっての特別なアイテムとなりました。この贈り物は彼女の心を捉え、その後自身のライターにインスパイアを受けたペンの制作を依頼するきっかけとなるのです。
映画とファッション界のアイコンに愛された
また、LIGNE 1はマリリン・モンローやオードリー・ヘプバーンといった時代を象徴する女性たちにも親しまれてきました。彼女たちはエレガンスの象徴であり、このライターも同じように独自の存在感を発揮していました。LIGNE 1の特徴は、フランス製の確かな技術に裏打ちされた美しさであり、特にメゾンのシグネチャーである縦のギヨシェ装飾が施されている点が挙げられます。コンパクトでありながらもまるでお守りのように自分だけの特別な存在になる魅力があります。
新たなプロポーション
2025年に復活するLIGNE 1は、わずかにサイズが拡大したユニセックスモデルとして新たな登場を果たします。高さは50mm、幅は37mmと、ラグジュアリーライターの中では従来通り最もコンパクトな仕様を保ちながら、より多くの人々が手にしやすいプロポーションとなります。仕上げにはゴールドまたはパラジウム、そしてフルメタルボディや光沢のあるブラックラッカーのコントラストが選べるデザインとなっています。
伝説の「クリング」音
この復活に際し、忘れてはならないのが、蓋を開けた瞬間に響く「クリング」という音。これは、スタイル、サヴォワールフェール、そしてパリの洗練を象徴するメロディです。LIGNE 1は、以前にも増して気品に満ちた、時代を超える魅力を持った存在として再び私たちの前に立ち現れます。
発売情報
この待望のライターは、2025年11月22日(土)に販売される予定です。販売店舗は、エス・テー・デュポンの直営全店舗および公式オンラインストアとなります。この機会にぜひ、エルガンスの象徴とも言えるLIGNE 1をお手元に加えてみてはいかがでしょうか。
エス・テー・デュポンについて
1872年に創業されたS.T. Dupontは、職人の独自の技術で高級ライターや筆記具、レザー製品を展開しています。著名な顧客にはオードリー・ヘプバーンやジャクリーン・ケネディがおり、150年以上の歴史の中で、伝統と創造性が融合した製品を提供し続けています。詳細は公式サイトをご覧ください。