芸術で支える病児
2025-10-23 08:54:46

病児たちに届ける笑顔と希望!こどもホスピス芸術学校の活動

はじめに



病気で日常生活が送れない子どもたちに芸術を通じた笑顔と希望を届ける「みんなの芸術学校〜こどもホスピス芸術学校」。この取り組みは、2021年に認定NPO法人あっちこっちによって始まりました。アートや音楽を利用することで、病児たちが心の豊かさを持ち、治療の合間に楽しい体験を得ることを目的としています。

創造的な教育の場



「みんなの芸術学校」は、病院での治療を受けている子どもたちが、アーティストとの交流の中で「やってみたい」「叶えたい」という思いを実現する場です。ここでは、音楽や美術、ダンスなどのプログラムが用意されており、それぞれのアート分野のプロフェッショナルが指導します。

音楽教育



音楽がもたらす楽しさを体感する個別授業や合同授業を通じて、病児たちはピアノや歌、楽器の演奏を楽しむことができます。特に個別授業では、一人ひとりに寄り添った形式で、患者(子ども)が希望する楽器や楽曲を使って指導が行われます。

美術の活動



美術は、自由な表現と創造力を促進する重要な要素です。子どもたちはプロのアーティストと共に、粘土作品や絵画を作成し、その過程で新しい技術や考え方を学ぶことができます。特に、海底生物をテーマにした作品作りでは、様々な色と形の作品が作られる様子が見られました。

ダンスの魅力



ダンスプログラムでは、参加者全員が体を動かし、音楽と共にリズムを感じる体験ができます。外出が難しい子どもたちでも、座ったままや寝たままで行える振り付けも用意されています。

オンライン授業の導入



「みんなの芸術学校」ではオフラインでの授業に加えて、オンライン授業も行っています。自宅で過ごす子どもたちへの配慮から、リモートでアーティストとつながり、芸術体験を提供することが可能になりました。

支援のお願い



この素晴らしい取り組みを続けていくためには、皆さんの温かなご支援が不可欠です。1回の授業に必要な費用は約8万円であり、医療や福祉では賄えない、心の学びを支えるための募金をお願いしています。3000円の寄付が運営費に、また1万円は人件費や教材費に活用されます。

今後の展望



病気であっても子どもたちは子どもであり、日常を豊かにするアート体験が提供され続けることが大切です。未来の明るい希望を育むこの活動は、柔らかい感性を育む絶好の機会であると考えています。そして、子どもたちが笑顔で創造できる瞬間を大切にしていきたいと思います。

結論



「みんなの芸術学校〜こどもホスピス芸術学校」は、子どもたちにとって心の安らぎと楽しさを提供する特別な場所です。アーティストと子どもたちの絆が生み出す「輝く時間」が、今後も多くの子どもたちに続いていくことを願っています。皆さまのご支援が、確実にその未来につながります。


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