海上の散骨体験
2025-02-03 06:27:25

新たな終活の形、海の上でお別れを考える「散骨体験クルーズ」

新しい形の終活を考える「散骨体験クルーズ」



高齢化が進む日本において、65歳以上の一人暮らしが増加しています。このような中、人生の終わりを考える「ソロ終活」が注目を集めています。特に、自然に還ることを希望するご高齢者のための新しい埋葬方法、海洋散骨が注目されています。

海洋散骨とは、火葬後の遺骨を粉末状にして海に散骨する方法です。これにより、故人が愛した海に還ることができ、また、供養に関する負担を軽減することができます。株式会社ハウスボートクラブが実施する「散骨体験クルーズ」は、この海洋散骨が体験できる人気の企画です。

最近、2025年3月に徳島市と下関市で新たにこの体験クルーズが開催されることが決まりました。徳島市では海洋散骨のセミナーやクルージング、下関市では特別なセミナーも行われます。これらのイベントは、参加者が自身の死後のことを前向きに考える場を提供することを目的としています。具体的には、以下のような内容が予定されています。

1. 徳島県徳島市の海洋散骨体験クルーズ


  • - 開催日: 2025年3月2日
  • - 参加定員: 8名
  • - プログラム:
- 散骨セミナー(10:00~10:45)
- クルージング(11:15~12:15)
  • - 場所: ケンチョピア、徳島市
  • - 参加費用: 5,500円(税込)

2. 山口県下関市の海洋散骨体験クルーズ


  • - 開催日: 2025年3月22日
  • - 参加定員: 20名
  • - プログラム:
- 散骨&遺書動画ITAKOTOセミナー(10:30~11:15)
- クルージング(11:30~12:30)
  • - 場所: 唐戸ターミナル桟橋、下関市
  • - 参加費用: 5,000円(税込)

この散骨体験を通じて、参加者は故人の記憶を美しい海でしっかりと弔うことができます。実際の参加者の方々からは、体験後の感想として「安心して送り出すことができた」や「心に残るセレモニーだった」といった声が寄せられています。

また、「ソロ終活」に関する実態調査によると、多くの高齢者は自身の死後について不安や準備不足を感じています。このような背景から、「海洋散骨体験クルーズ」は自分自身の終活を考える良いきっかけとなるでしょう。

さらに、下関市のイベントでは、著名人の田村淳が提唱した遺書動画サービス「ITAKOTO」についての特別セミナーも開催されます。このサービスは、大切な思いを動画で残し、遺す人々の心のこりを軽減する手助けをします。

海洋散骨は、単なる葬送方法ではなく、自然とつながりやすい方法です。今後も多くの方にこの体験を通じて、終活について考える機会を提供したいと考えています。自らの生き方を見つめ直すため、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。


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