キヤノン、女性活躍推進企業として3つ星を獲得！その取り組みとは

キヤノン、女性活躍推進企業として3つ星を獲得！

キヤノンが厚生労働大臣から「えるぼし認定」の最高評価である3つ星を受け取りました。この評価は、女性の活躍を促進するための様々な取り組みを実施している企業に与えられるもので、キヤノンはその全ての評価項目において基準を満たしました。

「えるぼし認定」とは？

「えるぼし認定」は、女性活躍推進法に基づく制度であり、企業が女性の活躍を推進するための行動計画を策定した際に評価されます。評価基準は「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の5つの指標から成り立っています。これらの項目の基準をクリアした企業は、3段階の評価で認定を受けることができます。

キヤノンは、これら5つの取り組みすべてにおいて基準を満たし、最高位の3つ星を獲得しました。その背景には、同社の長年にわたるダイバーシティとインクルージョンの推進があると言えます。

女性の活躍を支援する様々な取り組み

キヤノンは、2012年に社内のダイバーシティ推進を目指す組織「VIVID」を発足させました。この組織は、様々な部署から選ばれたメンバーで構成され、社内全体でのダイバーシティ施策を推進しています。具体的には、育児休業後の復職支援セミナーや、管理職によるメンタリング制度が導入され、女性が働きやすい環境を創出しています。

さらに、女性のリーダーシップを育成するための研修も実施されています。これにより、将来の女性管理職候補を支援し、組織内でのキャリア形成をサポートしています。キヤノンは、男女関係なく誰もが活躍できる環境を目指しているのです。

基盤となる企業の理念

キヤノンの企業理念の一つには、「人間尊重」があります。この理念では、社員を第一に考え、学歴や年齢、性別に関係なく公平・公正に評価することが掲げられています。キヤノンはこの信念に基づき、すべての従業員が安心して働ける職場環境を整え、今後もダイバーシティの推進を続けていくことを明言しています。

社員がイキイキと働ける環境を整えることは、企業としての将来的な競争力にもつながります。キヤノンの挑戦は、単に女性の活躍を後押しするだけでなく、多様な人材が持つ力を最大限に引き出すことを目指しています。