次世代自動車とデータセンタの未来を支える技術への一歩
次世代自動車の開発やデータセンタの高効率化が進化する中、パワーデバイス技術の重要性が増しています。特に、SiC(シリコンカーバイド)やGaN(ガリウムナイトライド)などの新材料を使用したパワーデバイスが注目されています。2025年8月28日(木)に開催されるセミナーでは、この分野の第一人者である筑波大学の岩室憲幸教授をお招きし、最新の技術動向や直面する課題について詳しく解説します。
セミナーの内容
このセミナーは、主に以下のような知識を参加者に提供します:
- - データセンタ用電源の使用法
- - パワーデバイス技術の最新動向との関係
- - SiCおよびGaNデバイスの設計と実装方法
- - プロセス技術の進展
参加者は、パワーエレクトロニクスの開発に関わる方々を対象としており、特に以下のような職種の方々におすすめです:
- - パワーエレクトロニクスの開発者
- - パワーデバイス開発担当者
- - パワー機器の販売担当者
開催概要
このライブ配信セミナーは、2025年8月28日(木)の10:30から16:30までの間、Zoomにて行われます。参加費は一般55,000円(税込)で、メールマガジン会員は49,500円(税込)と、アカデミック価格は26,400円(税込)となっています。各費用には資料も含まれています。
シーエムシー・リサーチの取り組み
株式会社シーエムシー・リサーチは、パワーデバイスや材料に関する情報提供を行う企業で、各種市場や技術に関するセミナーや書籍の発行を通じて、最新の技術情報を提供しています。このセミナーもその一環として開催されます。
パワーデバイスの現状と課題
現在、自動車の電動化は国際的な潮流として進行しています。2030年代には多くの国がガソリン車の販売禁止を明言しており、電動車両(xEV)の市場は急速に成長しています。これに伴い、データセンタの運営でも電力効率化が求められ、それに対応する新性能のパワーデバイスが求められています。
データセンタは膨大な電力を消費するため、効率的な電源供給が今後の課題です。SiCやGaNといった高性能材料によって、この課題に応じた電源の高効率化が進展していくことが期待されています。特にSiC/GaNデバイスはその普及が進んでいますが、性能やコスト面での課題も依然として残されています。
セミナーの進行方法
セミナーでは、パワーエレクトロニクスとは何か、最新のシリコンデバイス技術、SiCパワーデバイスの現状、GaNパワーデバイスの特徴や強み・弱み、高温対応実装技術についても詳細に解説します。また、質疑応答の時間も設けられているため、参加者は質問を通じて理解を深めることができます。
自動車産業の電動化やデータセンタの運営に興味がある方は、ぜひ参加をご検討ください。
申込方法
オンラインにて事前申し込みが必要です。シーエムシー・リサーチのセミナーサイトからお申し込みいただければ、後日視聴用のURLがメールで通知されます。詳細な料金やプログラムは公式サイトでご確認ください。セミナーに参加することで、次世代の技術に対する理解を深め、実践的な知識を得る貴重な機会となることでしょう。