ガザ支援プロジェクト: パレスチナの人々をつなぐ継続支援
国際協力NGOのパルシックが新たに始めた『パレスチナ・ガザ緊急支援サポーターキャンペーン』では、壊滅状態にあるガザ地区の人々を救うための具体的な支援が求められています。このプロジェクトは、2023年10月以降の悲劇的な状況を受け、尽力する現地スタッフの声を反映し、持続的な支援を提供することを目的としています。
ガザの現状
2023年10月7日以降、ガザは悲惨な破壊に見舞われ、55,000人以上が死亡、9割以上が住む場所を失うという事態に直面しています。軍事封鎖に伴う物資不足は深刻で、食料、水、医薬品、燃料が不足し、感染症の脅威も高まっています。ガザの現地スタッフと共に、本プロジェクトは彼らの生活を守るための取り組みを行います。
支援内容と寄付方法
ガザの人々を助けるために、月額500円から参加できるこの支援プログラムでは、さまざまな支援が提供されます。具体的には、以下の内容が含まれます:
害虫駆除スプレーや清掃道具を配布し、感染症の拡大を防ぎます。
養鶏農家と連携し、栄養不足の子どもたちに卵を届ける施策です。
生ごみを活用したコンポストによる家庭菜園を推進し、より良い食生活を提供します。
粉ミルクやおむつを提供し、赤ちゃんの命を守ります。
これらの支援を通じて、ガザの生活環境を改善することを目的としています。
現地スタッフの思い
ガザには、現在4名の現地スタッフがいます。彼ら自身も被災者である中、力強く支援を続けています。それぞれのスタッフが考える、今必要な支援に迫る内容は以下の通りです。
不衛生な環境から感染症が拡がるのを防ぐため、衛生用品を届けたいというサハルの思いがあります。
酷い食料難に直面する子どもたちへの新鮮な卵を届けたいというマハムードの気持ち。
環境問題を抱える中で、家庭菜園を広げていこうというタグリードの希望。
ガザで生まれる新生児へ必要な物資を届けたいアブダッラーの願いです。
寄付方法と参加方法
パルシックでは、支援者を200名募集中です。興味のある方は、特設ページで寄付の申込ができます。具体的な支援が整い次第、報告をお送りします。また、パレスチナ駐在員との交流会にもご参加いただけます。
募集期間と詳細
パルシックの活動
パルシックは、2014年のガザ戦争後に活動を開始し、農業支援や心理ケア、地域循環型農業など幅広い支援を行ってきました。また、ガザの人々と心を通わせるため、日本からの支援活動を通じてその思いを届けようとしています。
私たちは、パレスチナの人々と共にあり続けるため、支援の輪を広げる努力を続けます。どうか、あなたの力でガザの人々を守るための支援にご協力ください。